四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【NLPの基本がわかる本】コミュニケーション土台が学べます。

 

今回の読書メモはNLPの基本がわかる本』です。

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本書を手にした理由はNLPを学びたいと考えたからです。

「コミュニケーションほど、実は間違った理解がなされているものはない」と著者はいいます。

人間にとって、実際にはうまくいっていないのに、うまくできていると錯覚しているものの最たるものがコミュニケーションなのだそうです。

本書では、人間が見落としているコミュニケーションの致命的な欠落とその対処方法がまとめられています。

NLPとは「五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させること」と考えられます。

脳の基本プログラムは以下の3つです。

(1)脳は空白を作るとそれを埋めようとする

(2)意識は同時に2つ以上のことをとらえるのが苦手である、よって焦点化が起こる

(3)脳は快を求めて痛みを避ける

 

著者 

実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)

実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)

 

著者は米国NLP協会認定トレーナーです。

経営コンサルタント会社を経て、2002年に能力開発トレーナーとして独立します。

その間、心理学、脳機能研究等の科学的分野をはじめ、ヨーガ、密教といった伝統的な能力開発体系にいたるまで独自に研究されています。

また、3,000人以上の経営者やビジネスパーソンのカウンセリングを担当し、独自のシンプルかつ実践的な能力開発法も開発しています。

NLPの資格認定コースとNLPを応用したコミュニケーション、自己実現、目標管理、リーダーシップなどのテーマのセミナーを自らの体験に基づく独自のプログラムとして提供しています。

 

目次

【第1章】能力を倍増させる言葉の使い方、質問のノウハウ

【第2章】相手の意識のレベルに応じたコミュニケーションの仕方

【第3章】コミュニケーションでリーダーシップを発揮する絶対条件

【第4章】パワーコミュニケーションの実践

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

部下をやる気にさせる効果的なほめ方・叱り方

◆120ページ~123ページ◆

さて、102ページから119ページまでに、ニューロロジカルレベルの各レベルは英語の主要な疑問詞と関係しているとお伝えしました。

・現場レベル⇒「where」と「when」

・行動レベル⇒「what」

・能力レベル⇒「how」

・信念・価値観レベル⇒「why」

アイデンティティーレベル⇒「who」

  

ニューロロジカルレベルを意識する

ほめる時はアイデンティティーレベルで行います。

例えば、「○○さんは本当に気が利くね!」といった感じです。

注意する時は能力・行動レベルで行います。

例えば、「どうすればよかったんだい?」とか「何が悪かったんだい?」といった感じです。

反対に悪い例は、「なんてお前はバカなんだ!」とか「なぜそんなバカなことをしたんだ!」です。

ニューロロジカルレベルを意識して、ほめたり、注意したりします。

 

セールスで成功するアイデンティティーとは?

◆130ページ~133ページ◆

人は誰かに買わされたいとは思っていません。しかし、クライアントも、さまざまな課題を抱えていて困っているので、誰かに相談したいと思っているはずです、それがわかったら、どんな立場で相手の前へ立てばよいかが見えてくるはずです。そして、意識の深い部分にあるアイデンティティーを状況にふさわしいようにシフトさせると、「信念・価値観」「能力」「行動」といった他のレベルもそれに応じて変化していくのです。

 

私は「クライアントのパートナー」だと考える

自分は今まで、「私は売る人」というアイデンティティーでいました。

これからは、「私はクライアントのパートナー」というアイデンティティーを持ちます。

 

絶対成功するコミュニケーターの条件

◆176ページ~179ページ◆

頭でわかっていても、身体で嫌だと感じられたらなかなかできないのが人間だということをお伝えしました。だからこそ、正しいことを言う前に、正しいことが受け入れられて適切に影響を与えることができる環境を作る必要があるのです。つまり、ペーシング⇒ラポール⇒リーディングの流れを重視したコミュニケーションは、特別なテクニックではなく、人間であるかぎり絶対に必要なプロセスなのです。

 

まずは正しいことが受け入れられる環境をつくる

人は無意識レベルで「相手が安心だ」と感じRれば、一緒にいたいと感じるそうです。

そのためにも面談時には「ペーシング⇒ラポール⇒リーディング」の流れを取り入れます。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) ニューロロジカルレベルを意識すること。

2) 私は「クライアントのパートナー」だと考えること。

3) まずは正しいことが受け入れられる環境をつくること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。