四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【NLP理論】NLPの基本が学べます。

 

今回の読書メモはNLP理論』です。

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先日読んだ営業の本にNLPを活用したモノがありました。

本書を手にした理由はNLPについて勉強したいと考えたからです。

NLP神経言語プログラミング:Neuro-Linguistic Programming)とは、言語学と心理学に基づいた実践的な方法と技術です。

NLPを学べば相手と信頼関係を築けるようになり、スムーズなコミュニケーションが築けるようになります。

 

著者 

心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 (アスカビジネス)

心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 (アスカビジネス)

 

著者はNLPトレーナーの方です。

1985年学習院大学卒業後、1992年米国AGSIMにて国際経営学修士号取得されます。

日米両国で、ベンチャーから大手企業まで15年のビジネス経験を持たれています。

日米でNLP Master Practitioner認定を受け、人々が成果を効果的に創り、人生の可能性を広げるための研修や、企業でのファシリテーションを行われています。

 

目次

【第1章】NLPとは一体どんな理論なのか

【第2章】NLPの目的・役割とは何か

【第3章】NLP理論を使った目標の設定と達成

【第4章】日常生活で使える実践的NLP技法

【第5章】信頼関係を築き、可能性を広げる法

【第6章】言葉の表現と、言葉以外の表現   

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

他人の代表システムを探る方法

◆34ページ~40ページ◆

最初は聴覚を使って、「何が聴こえましたか?」「どんなふうに理解しましたか?」と聞いてみます。これで相手の反応が鈍いときは、他の代表システムを試します。体をつかって話している様子があれば、その人は体感覚の可能性があります。体感覚でしたら、「どんな感じでしたか」と聞き方を変えると、会話が弾むようになるでしょう。視覚タイプの人に対しては、「イメージすると、どんな絵ですか?」と聞くと、話しが膨らみます。

 

相手の代表システムを探る

初対面の人と信頼関係を築きたいとき、相手と同じ代表システムを使うといいそうです。

3つの代表システムの特徴は以下の通りです。

【視覚タイプの人】

「見る」「見える」「眺める」という言葉を多く使います。色の話をしたり、表現がカラフルだったりします。絵を見るように語ります。

 

【聴覚タイプの人】

「聞こえる」「考える」「理解する」という言葉を使い、論理的に考える傾向があります。

 

【体感覚タイプの人】

「感じる」「話の趣旨をつかむ」「とらえる」という感覚的な言葉、あるいは動作で示す傾向があります。

面談の際、意識してみます。

 

ラポールをつくり出す技術「バックトラッキング

◆92ページ~94ページ◆

意見の衝突はどうしても起きてしまいます。そのときに、お互いの主張を通そうとするのではなく、相手をまず受け入れるという姿勢が必要です。バックトラッキングとは、相手の話を伝え返すことです。これには3つの方法があります。

・相手の直前の語尾をそのまま返す

・話が長い場合は、まとめて返す

・相手の使ったキーワードを返す。

先ほどの例では、「X案だと、君は思っているんだね」と、まず受け取ってあげます。これだけで「この人は私をわかってくれた」と思うのです。受け取ることは、同意とは違います。バックトラッキングは「私はあなたの話を聞いていますよ」というサインです。

  

相手をまず受け入れる

相手を受け入れるために、バックトラッキングを実践するようにします。

お互いに自分の主張ばかりを通していても、並行線のままです。

一旦は相手の主張を受け入れ、その主張の背景や目的を理解するようにします。

 

非言語のカリブレーション「体の言語」

◆182ページ~189ページ◆

普通は、相手の呼吸を読みながら話をしないと思います。呼吸を読むということは、相手をよく見ないとわかりません。「この人の呼吸はどうなんだろうか」とカリブレーションすることで、相手の様子がわかります。同時に、相手にも「聞いてもらえている」と伝わるのです。悩んでいる相手とページングをするとき、相手の呼吸に合わせるように意識します。だんだん呼吸が合ってきたら、少し「フーッ」と深呼吸するような感じで息を吐いてみます。そうすると、相手がつられて自然に深く息を吐きます。ラポールがかかってくるのです。浅い呼吸が深くなると、胸が開いてくるので、上体も起きて気持ちが変わります。「あのときは失敗だったけれども、これからどうしていこうか」と発想が転換できるのです。

 

相手の呼吸を読む

今、「息を吐いているのか?」「息を吸っているのか?」、相手の息に注意してみます。

そして、相手の呼吸に合わせるようにします。

ちなみに、話している時は息を吐いていて、一時話しが止った時は息を吸っているそうです。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 相手の代表システムを探ること。

2) 相手をまず受け入れること。

3) 相手の呼吸を読むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。