四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【全速脳】「脳のタスク処理能力」を最適化する方法が学べます。

 

今回の読書メモは『全速脳』です。

 

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本書を手にした理由は脳の処理能力を上げる方法を学びたいと考えたからです。

本書は「仕事や勉強でもっと結果を残したい」という人たちに向け、「脳のタスク処理能力」の最適化を図る方法がまとめられています。

「脳のタスク処理能力」とは、思考のスピードであり、これを極限まで上げれば、仕事や勉強、読書の時間あたりの効果をこれまでの10倍、100倍にすることができます。

そして、このようにフルスロット化した脳のことを著者は「全速脳」と呼んでいます。

本書には「全速脳」を実現するための以下の2つの方法が紹介されています。

(1)一つのことをより速く処理する(クロックサイクル)

(2)複数のことを同時並行で処理する(並列度)

 

著者 

全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する

全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する

 

著者は科学者です。

認知科学者(機能脳科学、計算言語学認知心理学分析哲学)であり、計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)でもあります。

多くの役割も担われています。

 

目次

【第1章】脳のタスク処理能力をアップさせる!

【第2章】頭の回転が速くなる速読術とディベート

【第3章】活性化した脳で夢をつかむ

【第4章】脳と不老不死の関係

【第5章】脳を老化させない生活習慣術

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

シリアル思考を捨てていかに並列思考を行うか?

◆36ページ~41ページ◆

あなたがもし3つ以上の困難な問題を抱えていたとしましょう。そうしたときは、夜寝る直前にその3つの問題の回答を宿題として自分に課してみるのです。すると面白いことに、寝ている間に、それらの問題への解を脳が勝手に考え出してくれるのです。何の努力もしなくても、ただ寝ているだけで、脳が宿題を片付けてしまうのです。朝起きたときに、思いもかけなかったアイデアを思いつくことが多いのも、そうした無意識の働きに因るところが大きいといえるでしょう。このように、人間の脳というものは、無意識下では多くのタスクを並列的にこなすようにできています。無意識のレベルでは、人間の脳は初めから超並列脳を持っているのです。

 

夜寝る前に3つの問題を宿題として自分に課す

今は「売上を達成するためのお客様は?」「売上を達成するための商品・サービスは?」「売上を達成するために必要なパートナーは?」と3つの問題を投げかけてから寝るようにしています。

 

ゴールを達成するのに有効なコーチン

◆103ページ~106ページ◆

まずは目標を設定します。今の自分が「仮に3年後、5年後にこうなるといい」とイメージを膨らませます。次に、そうなったら嬉しいと思うことの理由を徹底的に書き出します。例えば「社長になったら人に使われずにストレスがなくなり、自分の力で仕事を作り出すことができる」といった具合です。それができたら、あなたの夢に対して起こりうる、反論や否定的な反応を最低でも5つ書き出します。「起業する」に対しては、「資金は?」「事業計画は?」という風にです。その反論に対し、さらに反論を5つ書き出します。「資金は?」という反論には「日本政策金融公庫で融資を受ける」などで結構です。これでドリームキラー対策を強化することができます。すべて書き出すことができたら、今度は「今、夢が実現しない理由」を5つ書き出し、それに反論します。実際に書いてみると、夢は意外と手の届くところにあることに気づくはずです。さらに「夢の実現のために、自分がどうすればいいか」を5つ書き出します。書き出したら今度はそれに反論せず、違う側面から詳しく分析するのです。このように自己肯定を繰り返すことで、潜在意識の中の考え方が変わり、自分を変えていくことができます。また、たとえアファメーションの中で最初に考えていたゴールが自己否定されたとしても、さらに上を目指した本当のゴールが見えてくるのです。

 

自己肯定を繰り返す

目標達成のために(1)から(5)までの自己肯定を毎日繰り返します。

(1)目標設定

(2)嬉しいと思う理由(5つ)

(3)反論や否定的な反応(5つ)→反論に対する反論(5つ)

(4)夢が実現しない理由(5つ)→反論(5つ)

(5)夢実現のためにすること(5つ)→違う側面からの分析

 

脳をコントロールすれば若返りは不可能ではない!?

◆120ページ~127ページ◆

このやり方は、決して難しいものではありません。就寝する2、3時間前に、自分の身体のさまざまな部位に筋肉がつくイメージを頭の中ではっきりと思い浮かべるのです。すると、眠っている間に、脳が成長ホルモンを活発に分泌するよう働きかけるようになります。これを毎日繰り返していくことで、少しずつ身体に筋肉がついていくのです。一般的には、成長ホルモンの分泌量は、年をとるとともに減少していくといわれています。その理由は、成長期を追えて個体として安定した大人は、成長途上の少年や青年とは異なり、細胞分泌を活発に続ける必要がなくなるからです。ここで理解しなければならないポイントは、成長ホルモンが出なくなっていくのは、決して脳が衰えたためではないということ。脳が成長ホルモンは必要ないと判断したゆえに、出なくなるのです。ですから、筋肉が成長していくイメージを頭の中で繰り返し持つことで定着させ、脳が再びホルモンをたくさん出すように導いてやることができれば、私たちの身体には、若かった頃のように筋肉がついてくるわけです。

 

筋肉がつくイメージを頭の中ではっきりと思い浮かべる

夕食後に10分間の腹筋を行っています。

これからは、腹筋を中心に自分の身体のさまざまな部位に筋肉がつくイメージを頭の中で思い浮かべながら腹筋を行うようにします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 夜寝る前に3つの問題を宿題として自分に課すこと。

2) 自己肯定を繰り返すこと。

3) 筋肉がつくイメージを頭の中ではっきりと思い浮かべること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。