【21世紀を生き抜く3+1の力】21世紀を生き抜くための力を学べます。
今回の読書メモは『21世紀を生き抜く3+1の力』です。
本書を手にした理由は21世紀を生き抜くための力を学びたいと考えたからです。
21世紀に求められる力は「自分で考える力」「人と共創する力」そして「自己進化する力」です。
それぞれの力は以下の通りです。
(1)考える力
想定外の問題や経験値のない課題に向き合い、自分の頭で「何が本質的にやらなければならないことか」を考えることができるか?
(2)共創する力
「多様な」人々との議論を通じて、その議論の中から学び、ベストな答えを書き出し、実践し始めることができるか?
(3)進化する力
自分自身と常に真摯に向き合い、自ら気づき、学びながら「進化」することができるか?
著者
著者は企業の「変革」デザイナーです。
大学卒業後、日本銀行を経て、コンサルティング会社に入社します。
シカゴオフィス勤務の後、コンサルティング会社のアソシエイトパートナーとなり、8年間、金融、小売、通信、公的機関など数多くの企業の経営変革プロジェクトに従事します。
コンサルティング会社退職後は、企業の「変革」デザイナーとして独立し、変革実現のサポートと変革リーダー育成に携わる傍ら、自らの出産と同時に、子どもの可能性を引き出す託児サービス事業も立ち上げています。
目次
【第一章】21世紀とはどういう時代なのか?
【第ニ章】21世紀スキルとは何か? 「考える力」「「共創する力」「進化する力」
【第三章】21世紀を生き抜く力を身につけるということ
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
リタイアなんかしていられない?60歳はほんの「中年」
◆43ページ~47ページ◆
人生100年、平均年齢53歳の2050年の日本では、60歳などほんの「中年」です。21世紀を生き抜かなければならない私たちは、少なくとも75歳くらいまでは「働き続ける」前提で、心と体とスキルの準備をしておく必要がありそうです。
75歳までは「働き続ける」心と体とスキルを準備する
自分も以前から75歳までは働き続けようと考えており、心の準備はできています。
体力も維持できるよう筋トレとランニングを続けています。
そして日々営業スキルの習得に挑戦しています。
目指すものを定義するということ―「なぜ、具体的には、いつまでに」
◆89ページ~98ページ◆
それは、最初に申し上げた3つの問い―なぜ、具体的に、いつまで―を「自問自答」し続けることです。
問1目指すものを達成したときの状況が、映像で思い浮かぶ、またはデータで確認できるか?(具体的に)
問2それはいつまでに達成したいのか?(いつまでに)
問3結局のとこと、何のためにそれを目指したいのか?(なぜ)
この質問に対する答えを人に説明したときに、理解してもらえるか。共感してもらえるか。納得してもらえるか。それがまずは、21世紀の「考える力」を実践できたかどうかの、最初の試金石になるでしょう。
3つの問いから目指すものを定義する
「具体的に」「いつまでに」「なぜ」を自問自答しながら、自分が目指すものを定義します。目指すものはギリギリ達成できるところで定め、達成できそうになったら、さらにレベルアップしていくようにします。
「自己修正」をし続ける力の本質にあるもの
◆176ページ~181ページ◆
博士の研究によれば、この「人の能力は努力により相当伸ばすことができる」と信じているかどうかが、自己認知の精度にも大きく影響していることが分かっているそうです。自分のことを正確に評価し理解することは、誰にとっても難しい。でも、能力や資質は伸ばすことができると信じていれば、現時点の自分に対する情報をたとえ不本意であってもありのままに受け入れることができる。一方、もう伸ばしようのない能力が値踏みされていると思うと、どうしても受け止め方が歪んでしまう。都合のよい結果ばかりに目を向けたり、場合によっては「本当ではない」自分をつくってしまったり、いつの間にか本当の自分を見失ってしまう。
能力や資質は伸ばすことができると信じる
経験を積むことで、いつまでも能力や資質は伸ばすことができると信じています。
自分の場合、営業において目標達成に挑戦することで、能力を伸ばし、資質に磨きをかけていきます。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 75歳までは「働き続ける」心と体とスキルを準備すること。
2) 3つの問いから目指すものを定義すること。
3) 能力や資質は伸ばすことができると信じること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。