【数字をうまく使えない人向け】数字の見方、使い方が学べます。
今回のオススメ本は、『食い逃げされてもバイトは雇うな』です。
本書は、数字が使えないあなたへオススメです。
本書には、「数字がうまい人」になるための数字の見方、使い方がまとめられています。
「数字がうまい人」とは、数字を記号として見るのではなく、言葉のひとつとして、表現のひとつとして、積極的に使っている人を指すそうです。
本書の内容を実践すると数字がうまくなり、会計に対する苦手意識もなくなるでしょう。
著者について
食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 新書
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著者は公認会計士の方です。
大学卒業後、一般企業を経て、公認会計士の二次試験に合格されます。
大手監査法人を経て、独立されます。
会計をやさしく伝えるための工夫をされた著書を多く出されています。
数字のうまい見方・使い方
本書には、数字のうまい見方・使い方がまとめられています。
【第1章】今日は渋谷で6時53分―数字がうまくなるための技法
【第2章】タウリン1000ミリグラムは1グラム―ビジネスの数字がうまくなる
【第3章】食い逃げされてもバイトは雇うな―会計の数字がうまくなる
【第4章】決算書の見方はトランプと同じ―決算書の数字がうまくなる
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
数字のルールはたったの4つ
◆23ページ~24ページ◆
(1)順序がある
(2)単位で意味を固定する
(3)価値を表現できる
(4)変化しない
数字は言葉の一種です。それも、子供からお年寄りまで、万国共有で使える優れた言葉です。そして、古今東西、数字はこの4つのルールによって支えられてきたのです。
数字のルールを覚える
著者は、数字がうまくなるコツは99%の意識と1%の知識と言われています。
4つの数字のルールを意識しながら、身の回りの数字を見るようにします。
小が大に勝つには割り算
◆89ページ~91ページ◆
ビジネスの世界では、小が大に勝つためにはどうすればよいのか、といった議論が盛んに交わされています。そのための方策として、ランチェスター戦略やマーケット・セグメンテーション、市場細分化戦略といったこむずかしい名前で呼ばれる戦略が存在しますが、結論としては、これらはどれも割り算的な話です。割ってみたら勝てるんじゃないか?という発想です。
大に勝つために数字を割ってみる
これは数字のルールの(2)につながります。
大に勝つための切り口を探すために数字を割ってみるようにします。
決算書の見方はトランプと同じ
◆179ページ~181ページ◆
決算書の数字を上から下に順番に読んでいくような会計士は、日本中どこを探してもいません。そんなことをしても時間のムダだからです。では、どうしているのか?数字は「読む」のではなく「探す」のです。あらかじめチェックすべき数字を決めておいて、その数字を、決算書という数字の大海原のなかから探し出しているのです。
過去比較と他社比較から数字を探す
数字を探すためのコツは「過去比較」と「他社比較」だそうです。
企業分析する時も、「過去比較」と「他社比較」で数字を探す腕前をあげていきます。
おっさんの選択
本書から学んだ数字のうまい見方・使い方のポイントは以下の3点です。
1) 数字のルールを覚えること。
2) 大に勝つために数字を割ってみること。
3) 過去比較と他社比較から数字を探すこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。