四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【挑戦的な人向け】世界標準のネマワシのスキルとマインドが学べます。

 

今回のオススメ本は、『NEMAWASHI』です。

本書は、挑戦的なあなたへオススメです。 

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本書では、日本的ネマワシは「根回し」、世界標準のネマワシは「NEMAWASHI」と区別して解説されています。

よい結果が出ない原因の8割は「原理原則」に反した行動にあるそうです。

そして、NEMAWASHIもまた、この「原理原則」のひとつです。

前例のないもので、かつ大胆であればあるほどNEMAWASHIの必要性が高くなります。

NEMAWASHIは、意欲あふれる人、アグレッシブに仕事に取り組む人、挑戦的な人にとって欠かすことのできない手段です。

 

NEMAWASHI10ヵ条

(1) NEMAWASHIは組織を泳ぐ必要悪ではなく、組織を動かす正当な必要技術である

(2)義理人情型の根回しだけではグローバルビジネスで通用しない

(3) NEMAWASHIは大義を背負った者が勝つ

(4) NEMAWASHIの段取り

(5)嫌な相手へのNEMAWASHIほど手間をかけてていねいに

(6) NEMAWASHIを説得だと考えるのは二流、NEMAWASHIの50%は相手の意向を聞き出すことに費やせ。「積極傾聴」が基本

(7) NEMAWASHIはマージナルな過半数をとっても勝ったと思うな

(8) NEMAWASHIは一度成功すればそこがゴール…ではない

(9)メールでNEMAWASHIするべからず

(10)世界でも日本でも結局NEMAWASHIの切り札は人間力

 

著者について 

伝説の外資トップが公開する 世界標準のNEMAWASHI(ネマワシ)の技術

伝説の外資トップが公開する 世界標準のNEMAWASHI(ネマワシ)の技術

 

著者は、大学卒業後、グローバル・エクセレント・カンパニー6社で40数年にわたり仕事をされています。

その内、社長職を3社、副社長職を1社で経験されています。

現在は、長年の経験と実績をベースに経営者、経営幹部を対象に経営とリーダーシップに関する講演・セミナーを通じて国内外で「リーダー人財」および「グローバル人財」の育成に取り組まれています。

 

世界標準のネマワシ

本書には、世界標準のネマワシがまとめられています。

 【第1章】NEMAWASHIは人間関係能力の重要スキル!

 【第2章】ここが違ってここが同じ!

 【第3章】世界標準の鉄則!

 【第4章】外資系エリートが駆使するNEMAWASHIスキル20

 【第5章】世界標準の切り札!

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

NEMAWASHIもAIDMA

◆28ページ~32ページ◆

私のコミュニケーション理論の肝はこうです。

1.「コミュニケーションはまず「聴く」ことから始めよ」

2.「重要なのは「自分が何を言ったか」ではなく「相手に何が伝わったのか」である」

3.「真のコミュニケーションはフェイス・トゥ・フェイスでなければならない」

これらはNEMAWASHIの第一段階の心得として有効です。

  

NEMAWASHIの第一段階の心得を実践する

今までは「言ったかどうか」を確認していました。

これからは「伝わったかどうか」で確認するようにします。

そのためには、質問を通して確認するようにします。

 

最も大事な言葉「We」、最も重要でない言葉「I」

◆104ページ~106ページ◆

基本は、とにかく主語に「I」(私)をつかわずに、「We」(われわれ)に置き換えることです。個人プレーに対するチームプレーの関係は、”Me Attitude”に対する”We Attitude”です。たとえば、「私はこうしたい」とは言わずに「われわれは最善の選択をすべきです」に置き換える。「私の考えでは」ではなく「われわれ全員の思いをまとめれば」に、「私が調べたところでは」ではなく「われわれで話し合ったところでは」に置き換える。そして、言葉だけ置き換えるのではなくて、行動も「We」中心に置き換えれば、どんなに「出る杭」であっても無暗に打たれることはありません。

 

主語に「We」(われわれ)を使う

言葉も行動も「We」中心に置き換えるようにします。

そうすれば相手は自分たちのこととして捉え、行動してくれるでしょう。

 

ベストな仲介者を探せ

◆153ページ~155ページ◆

有力な情報を得るには、何か特別なルートやテクニックが必要なように思われがちですが、普通の人でもできることがあります。それは、人の話を聴いているときに、この話はだれのためにどう役に立つかということを意識して聴くことです。多くの人は、自分が得する話には敏感ですが、他人の利益に結びつけて話を聴くことはしません。人がやっていないことをやるのは、それだけでアドバンテージになります。同じ話を数人で聴いていても、だれに役立つかという意識で聴いている人は、自分に関係ないことも注意深く聴いていますので、大事な話を聴き逃しません。他の人よりアンテナが高く、感度もよくなるのです。ですから、みんなが聞いている一般的な情報でも、そこに付加価値をつけて提供することができるようになるのです。情報を提供してくれた人は恩義を感じ、情報を返してくれます。そうやって、情報は情報を出す人のところに集まってくるのです。

 

他人の利益に結びつけて話を聴く

これは結構できていると思います。

これからもどんどん他人に有益な情報を提供していきます。

たくさん情報提供していれば、いつのまにか有益な情報が集まるようになっていると思います。

 

おっさんの選択

本書から学んだ世界標準のネマワシのポイントは以下の3点です。

 1) NEMAWASHIの第一段階の心得を実践すること。

 2) 主語に「We」(われわれ)を使うこと。

 3) 他人の利益に結びつけて話を聴くこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。