【アイデア出しが苦手な人向け】ひらめきを生み出す方法が学べます。
今回のオススメ本は、『ぼんやりが脳を整理する』です。
本書は、アイデア出しが苦手なあなたへオススメです。
「歴史上の偉人や発明家は、仕事に集中している最中ではなく、ぼんやりしていたり、まったく関係ないことをしているときに突然、歴史的なひらめきが生まれた」という話をよく耳にしませんか?
私たちも仕事上でひらめきを生み出し、立ちはだかる課題を突破する場合、仕事とは関係のないことをする必要があるのだそうです。
本書には、効率的にひらめきを生み出す方法がまとめられています。
効率的にひらめきを生み出すコツは簡単な心がけ次第だということが理解できます。
人間の脳がひらめき、大きく前進するときに見られる法則
法則1:気づきをつくる
法則2:ぼんやりする
法則3:自分を外から見る
これら3つの法則を実行する力が向上すれば、毎日忙しい中でも、その人のライフスタイルに合わせて、効率的にひらめきを生み出していくことができるのです。
著者について
著者は、作業療法士の方です。
大学卒業後、作業療法士免許を取得し、民間病院精神科勤務します。
その後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事され、脳の機能を活かした人材開発を行うビジネスプランをもとに、会社を設立されます。
現在は、病院で外来を担当する傍ら、企業研修を全国で展開し、その活動はテレビや雑誌などでも注目を集めています。
ひらめきを生み出す方法
本書には、ひらめきを生み出す方法がまとめられています。
【序章】アイデアは「記憶の整理」から生まれる
【第1章】ひらめきは才能や偶然ではなく「技術」
【第2章】ひらめくためには「気づく」ことが必要
【第3章】ただ「ぼんやり」するだけでは浮かばない
【第4章】「メタ認知」自分を外から見るとひらめく
【第5章】仕事の成功には相手のひらめきが必須
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
脳が「運動」することでアイデアは生まれる
◆41ページ~43ページ◆
会議室で議論するよりも、相手に否定や判断をさせることがない独り言や、黙って話を聴いてくれる人に向かって一方的に話している場面のほうが、ひらめきは生まれます。アイデアをひらめかせたいときには、議論をすることを避けましょう。また、普段から人と会話をするときに「というより……」「そういうことじゃないんだよね」と、相手の話を否定したり、判断する言葉を使わないように心がけましょう。これらの言葉を使わなければ、固定観念がつくられにくくなり、ひらめきが生まれやすくなります。
相手の話を否定しない
相手の話を否定すれば、相手は反論してくるでしょう。
そうなれば、確かに話しが限定されてしまい、そこから発展しないように思います。
これからは最後まで、相手の話を黙って聞くようにします。
言葉が脳をつくり、脳が行動をつくる
◆95ページ~96ページ◆
自分が普段、発している言葉すべてがあなたの脳をつくり、その脳によってあなたの行動がつくられているのです。ということは、言葉を変えることができれば、あなたの行動は変えられます。やるべきことは単純です。仕事を終えたら「〇〇ができた」と口にする。ただそれだけです。普段から「やらなきゃ」とか「全然できていない」などという言葉をよく使う方は「ここまでできた」「これができた」と意図的に口に出してみましょう。
「ここまでできた」「これができた」と口に出す
「〇〇しなきゃ」とか「全然進んでいない」とか、よく使っています。
これからは、残っていることに着目するのではなく、完了したことに着目するようにします。そうすれば、脳の気分がよくなって、ひらめきも増えるのでしょう。
相手の脳に情報を入れすぎない
◆191ページ~192ページ◆
相手の脳に情報を入れすぎないためには、かなり意識して、それこそ「頑張って」でも黙る時間をつくらなければいけません。一言話をしたら、かなり頑張って黙る。すると、相手は、わからないことについて質問をしてくるはずです。この質問は、あなたが伝えたかったことを、非常にコンパクトにまとめてくれています。相手の質問を待つことは、あなたの考えを要約してもらえるチャンスでもあるのです。
相手の質問を待つ
黙って時間をつくらずに、こちらから「分かりましたか?」と質問していました。
これからは、こちらが黙る時間をつくり、相手からの質問を待つようにします。
おっさんの選択
本書から学んだひらめきを生み出す方法のポイントは以下の3点です。
1) 相手の話を否定したり、判断する言葉を使わないこと。
2) 「ここまでできた」「これができた」と口に出すこと。
3) 相手の質問を待つこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。