【運を開きたい人向け】トップコンサルタントの人脈論が学べます。
今回のオススメ本は、『「もう一度会いたい」と思われる人になれ!』です。
本書は、運を開きたいあなたへオススメです。
本書では、著者の人脈がどのように広がっていったかを紹介しています。
運は世間一般が言うような「人知の及ばざるところのもの」ではない、それどころか、「非常に人為的なもの」、さらに言えば、つまるところ、運は人と人との出会い、縁で決まると著者はいいます。
良き人と出会っていいつき合いが始まれば運が開けてくるし、悪い人と出会ってつき合っていたら行く先は地獄になります。
これが著者の人脈論の根本部分になります。
人生で大切なこと
(1)何を目的とするかの目的設定
(2)いかにゴールに近づくかの戦略策定
(3)そのために必要な人脈形成
「人脈形成」は人生で3番目に大切なことです。
著者は、あなた独自の人脈論をつくることを提案しています。
著者について
著者は、ベンチャー企業の支援・コンサルティングを行う会社の代表です。
大学卒業後、新聞社を経て、商事会社に勤務します。
ハーバードビジネススクールでMBAを取得後、コンサルティング会社で国内外の一流企業の経営戦略策定を支援されます。
2000年6月、ベンチャー企業の支援・コンサルティングを行うドリームインキュベータを設立します。
トップコンサルタントの人脈論
本書には、トップコンサルタントの人脈論がまとめられています。
【序章】運は「誰と出会うか」で決まる
【第1章】どんなハウツー本にも書いていない人脈づくりの「本質」
【第2章】スキルと人脈を兼ね備えた「T型人間」を目指せ!
【第3章】多くの人が気づいていない人脈が広がらない本当の理由
【第4章】誰にでもできる相手との「距離感」を縮めるコツ
【第5章】私自身が実践してきた人脈の「整理&メンテナンス」術
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
「作為」は人脈を細らせる
◆47ページ~52ページ◆
この場合の要諦はただ一つだけ、”I care you.“の精神である。―私はあなたが気になります。だからあなたのことをケアしたい、お世話したい、お役に立ちたい―。すべての底流にこれがあり、こういう気持ちを作為を感じさせずに「自然に」相手に伝えられれば、別に記事コピーでなくほかの何であってもいいのだ。”I care you.“の気持ちが心からのものであれば、そのときの相手に合わせたプラスが自分なりに見つけられるし、それが自ずと人脈が広がっていく結果ともなる。
”I care you.“の気持ちを持つ
面談時には、「私はあなたが気になります。」「だからあなたのことをケアしたい、お世話したい、お役に立ちたい。」この気持ちを持って臨みます。
ビジネスパーソンの成長は四段階
◆89ページ~94ページ◆
この人が本当に超一流の仕事人かどうかを見分ける方法は簡単である。出された料理をちょっと批判してみればいい。そのときもし、彼が「素人は黙ってやがれ!」と怒り出したら、それは一流ではあっても超一流ではない証拠だ。なぜなら、人間にしなやかさがない。超一流であれば、「この野郎!」と思いはしても、続いて「よし、何とかしてこの客にウマイと言わせてやろう」との職人魂が頭をもたげるだろう。怒るよりも先に、自分のアジのどこがどう気に入らなかったかを聞いたり、あるいはなぜかあなたの出身地を尋ねてみたりするかもしれない。
常に職人魂を持つ
超一流は、まだまだ自分は完璧ではないとの認識に立っているのでしょう。
だから、完璧に近づくヒントを得るために質問するのでしょう。
自分は、まだまだ二流ですが、この探究心を見習います。
下手な気持ちは見抜かれる
◆126ページ~129ページ◆
やはり、相手が上のレベルにいる人であればなるほど、必要以上に愛想を振りまいたりお追従をしたりと、作為的な振舞いをするのはタブーなのだ。そんなものは絶対に見抜かれてしまう。そんな策を弄するよりも、基本に返って心からの「正直」「素直」「謙虚」で接するのがいちばんである。それで相手に受け入れられなかったら、オレはまだその程度の未熟な人間なんだと思って諦めて、自らを磨いて後日を期そうと考え方を切り替えるべきだ。また、そういう考え方ができる人のほうが、相手に認められることが多いのである。
「正直」「素直」「謙虚」に接する
相手が上のレベルだと、必要以上に緊張してしまいます。
まずは、面談していただいていることに感謝の気持ちを持ち、その上で「正直」「素直」「謙虚」に接するようにします。
おっさんの選択
本書から学んだトップコンサルタントの人脈論のポイントは以下の3点です。
1) ”I care you.“の気持ちを持つこと。
2) 常に職人魂を持つこと。
3) 「正直」「素直」「謙虚」に接すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。