【経営者を目指す人向け】商売・経営のコツが学べます。
今回のオススメ本は、『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』です。
本書は、経営者を目指すあなたへオススメです。
本書には、著者のこれまでの経験体験の中で、商売、経営のコツの大切さについて考え感じてきたことがまとめられています。
商売・経営のコツ、経営者の心構えなどが学べます。
著者について
著者は、経営の神様、松下幸之助翁です。
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者です。
明治27(1894)年、和歌山県に生まれ、9歳で単身大阪に出てきて、火鉢店、自転車店に奉公の後、大阪電燈(株)に勤務します。
大正7(1918)年、 23歳で松下電気器具製作所(昭和10年に松下電器産業に改称)を創業し、昭和21(1946)年にはPHP研究所を創設します。
さらに昭和54(1979)年には、財団法人松下政経塾を設立します。
商売・経営のコツ
本書には、商売・経営のコツがまとめられています。
【第1章】商売のコツ経営のコツ
【第2章】経営者の心得
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
求める心さえあれば衆知は集まる
◆67ページ~70ページ◆
私は、何事によらず、それを成し遂げるためにもっとも大切なことは、まずそのことを強く願うというか、心に期することだと思うのです。なんとしてもこれを成し遂げたい、成し遂げなければならないという強い思い、願いがあれば、事はもう半ばかなったといってもいい。そういうものがあれば、そのための手段、方法は必ず考え出されてくると思います。
成し遂げることを強く願う
年齢を重ねるにつれ、諦めることが多くなっていたように思います。
どんな状況にあっても、諦めず、「必ず成し遂げるゾ」と強く願うようにします。
そこから道が開けていくのでしょう。
経営のコツここなりと気づいた価値は百万両
◆76ページ~81ページ◆
つまり、日々の経営者としての生活の中で、一つ一つの仕事に一生懸命とり組みつつ、その都度、これは成功であったな、とか、成功であったけれどもここのところは完全ではなかったな、という具合いに反省を重ねていく。そしてそれが、やがて意識しないでも考えられるというか、反省できるようになることが必要だと思います。そういうことを刻々にくりかえしていると、だんだんまちがいをしないようになる。ということは、経営のコツがわかってきた、ということになるのではないかと思うのです。
日々反省を重ねていく
自分は、まだまだ「まちがい」が多いです。
やはりPDCAを回して、日々反省するようにしています。
悩みこそ社長の生きがい
◆103ページ~105ページ◆
社長というものは、従業員が一万人いれば一万人の心配を背負っていくものです。ですから、心配で夜も眠れないというときもあります。眠れないからつらい、苦しい。しかしそのつらいところが社長の生きがいである。社長が心配しないでのんびりやれる会社などあり得ない。眠れなかったり、煩悶したりしている姿こそ社長の姿で、そこに社長としての生きがいがある。そういう考え方に立つことが、今日の経営者には求められているのではないでしょうか。
つらいところが生きがいと捉える
社長に限らず、ビジネスマンであれば皆にいえることだと思います。
「つらいこと=生きがい」と捉え、その「つらさ」を乗り越えることを楽しみます。
おっさんの選択
本書から学んだ商売・経営のポイントは以下の3点です。
1) 成し遂げることを強く願うこと。
2) 日々反省を重ねていくこと。
3) つらいところが生きがいと捉えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。