【人の上に立つビジネスマン】経営の神様の人づくりが学べます。
今回のオススメ本は、『人事万華鏡』です。
人の上に立つビジネスマンのあなたへオススメです。
本書には、企業経営における”人”の問題について著者が体験し、考えてきたことがまとめられています。
経営の神様の人づくりが学べます。
著者について
著者は、経営の神様、松下幸之助翁です。
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者です。
1894年、和歌山県に生まれ、9歳で単身大阪に出てきて、火鉢店、自転車店に奉公の後、大阪電燈(株)に勤務します。
1918年、 23歳で松下電気器具製作所(後に松下電器産業に改称)を創業し、1946年にはPHP研究所を創設します。
さらに1979年には、財団法人松下政経塾を設立します。
経営の神様の人づくり
本書には、経営の神様の人づくりがまとめられています。
人を使う
人を動かす
人を育てる
人を生かす
人間というもの
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
苦を使う
◆27ページ~32ページ◆
だから、人を使うという場合に、基本的には”使う”という気持ちは持たない方がいいのではないかと思う。それではほんとうに人を使うことはできない。だから、共に働くというか、さらに一歩進んで自分が使われているのだというところまで徹する、そういうことが必要だと思う。
自分は使われていると思う
自分は人に使われている、生かされていると思うように心がけます。
その根底には感謝の気持ちが必要なのでしょう。
愚痴のいえる相手を
◆75ページ~81ページ◆
社長でも部長でも課長でも、そういう愚痴や悩みをいえる部下が大勢の中に一人でもあれば、非常に精神的に楽になると思う。それによって、自分の持てる力を十分に発揮するこ とができるようになる。けれども、よく働く人はたくさんあっても、自分の悩みを訴える部下がなかったら疲れてくる。それで、いい知恵も出ないし、自分の働きが鈍ってくるということも起こり得るわけである。
上司の愚痴や悩みを聞かせていただく
上司の「愚痴」や「悩み」を聞ける部下になるよう心がけます。
そのためにも、まずは人の話を興味を持って聞く姿勢が必要なのでしょう。
人間の可能性は無限
◆159ページ~164ページ◆
私は人間というものは本質的に万物の王者といってもいいほどに偉大な存在ではないかと考える。いいかえれば、無限の発展の可能性を持っているのが人間だと思うのである。そういう観点に立って、自分を生かし、他の人を生かし、万物一切を活用して限りない生成発展を生み出していくことが人間としての使命であり、それが人間には可能だということである。
人間としての使命を全うする
まずは人間であることに感謝したいと思います。
その上で、自分を生かしつつ、世のため、人のためになるよう努めていきます。
私たちは、万物の王者なのです。
おっさんの選択
本書から学んだ経営の神様の人づくりのポイントは以下の3点です。
1) 自分は使われていると思うこと。
2) 上司の愚痴や悩みを聞かせていただくこと。
3) 人間としての使命を全うすること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。