四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【短期間に成果を上げたい人向け】スマートカットが学べます。

 

今回のオススメ本は、『時間をかけずに成功する人コツコツやっても伸びない人』です。

本書は、短期間に成果を上げたいあなたへオススメです。

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スマートカットとは、本来時間をとられるべきではないところを賢く回避しながら、力を入れるべきところに力を入れて大きな目的を達成する技です。

このスマートカットを使えば、誰でも仕事や生活で時間をかけずに大きく向上できます。

著者の疑問は、「彼らは、なぜあれほど短期間で結果を出せるのか」でした。この疑問を分析し、スピード成功の過程をまとめたのが本書です。

 

著者について 

著者は、ジャーナリストの方です。

メディアの世界に新風を吹き込むべく、仲間とともに2010年に創業します。

ワイアード』誌や『ファスト・カンパニー』誌に定期的に寄稿しているほか、『ニューヨーカー』、『ワシントンポスト』、『タイム』などさまざまな媒体でイノベーションに関する記事を執筆しています。

全米各地でメディアの未来に関する講演も多数手がけています。

『フォーブス』誌の「アンダー30(30歳未満)のメディア・イノベーター30人」に選定され、技術系の起業活動では、国連を始め、『ニューヨークタイムズ』『フォーブス』、『ディテイルズ』、ニューヨーク市経済開発委員会からも評価されています。

 

スマートカット

本書には、スマートカットの方法がまとめられています。

 【はじめに】なぜ、人より早く結果を出せるのか

 【第1章】「成功の階段」をハックする

 【第2章】メンターの理想と現実

 【第3章】フィードバックで最適化せよ

 【第4章】プラットフォームの優位性

 【第5章】波を見つけて波に乗る

 【第6章】スーパーコネクターの作法

 【第7章】成功の連鎖をつくる

 【第8章】シンプルを極める

 【第9章】10倍思考を実行する

 【おわり】に 実話に学ぶ9の鉄則

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

チーターの最大の武器をスピードにあらず

◆38ページ~44ページ◆

カール。ウェイク博士は1984年に学術誌「American Psychologist」に投稿して話題を集めた論文の中で、「小さな成功それ自体はさほど重要でないように見える。しかし、小さくても重要な仕事で成功を積み重ねていくと、支持者を増やすとともに敵対者を遠ざけ、その後の提案に対する抵抗を抑え込むパターンが見えてくる」として生きている。「小さな成功を達成すると、次の小さな成功を呼び込む方法に動き出す」のだ。周囲から見れば、小さな刻みで、できるだけ速く、成功の段階を着実に上っているように見える。

 

小さな成功を達成する

飛行機は離陸する時に一番力が必要だといいます。

プロジェクトも同様にうまく動き出すまでに力が必要です。

そのためにも、プロジェクトの初期段階で小さな成功を積み上げていくのは有効なのでしょう。

プロジェクトを計画する時の参考にします。

 

ラテラル・シンキング(水平思考)を身につける

◆135ページ~138ページ◆

しっかりと養成された教師は、子どもたちに「学び方」を教えるのがうまい。これが最大のメリットだろう。一方、中途半端な教師は往々にして「覚え方」を教える。フィンランドの教育は、「何を考えるか」ではなく、「どのように考えるか」に重点を置く。ここが学校をおもしろく、有益な場にするポイントだとワグナーは指摘する。

 

「学び方」を学ぶ

おっさんは、「覚え方」や「答え」を学ぶ傾向にありました。

自律して学ぶ人になるためには、「学び方」を学ぶ必要があるのでしょう。

マーケティングなどの本では、「釣り場」ではなく、「釣り方」を教えるといった例話が紹介されています。

どんな状況でも応用できるよ「やり方」を学ぶようにします。

 

グーグルXの10倍思考法

226ページ~228ページ◆

「新しいものやもっといいものを創り出すには、2つの方法があります。まず変化が小さく、意外性のない改良です。いわば10%の向上です。これに対して、本当に大きな改良は、何らかの方法で最初から作り上げる必要があります。常識となっている前提を捨て去らなければなりません」チラーによれば、段階的な進歩は一生懸命努力すればいい。もっと経営資源を投じて、がむしゃらに取り組めばいい。だが、10倍の進歩を一気に達成するには、勇気と独創性が欠かせない。スマートに取り組むことが大切だ。逆に言えば、10倍の目標を掲げれば、否が応でもスマートカットを繰り出さざるを得ないのだ。

 

10倍の成果を目指す

常識の延長線上には、大きな成功はないのでしょう。

だから、大きな成功を得るためには、常識となっている前提を捨て去る必要があります。

大きな成果を目指すためには、最初から10倍の成果を目指すようにします。

 

おっさんの選択

本書から学んだスマートカットのポイントは以下の3点です。

 1) 小さな成功を達成すること。

 2) 「学び方」を学ぶこと。

 3) 10倍の成果を目指すこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。