四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

【スポンサーリンク】



【仕事をすぐにとりかかれない人向け】 すぐやる技術が学べます。

  

今回のオススメ本は、『超一流のすぐやる技術』です。

本書は、仕事をすぐにとりかかれない方へオススメです。 

f:id:WEST81:20170224234503j:plain

超一流の人は、やるべきことは「すぐやる」し、やるべきでないことは「すぐやらない」のです。

本書では、「すぐやる技術」である台車理論を学べます。

 

台車理論とは

何事も軽々とやるためには、自分がポーターだとイメージし、やるべきことを台車の上に置いた「荷物」だと考えればよいそうです。

重そうな荷物を台車に載せ、砂利道の上を押すのは気が進みません。

荷物を軽くし、滑らかな路面を選び、少しの力をかけて押せば台車は動きます。

「軽い荷物を、軽い気持ちで、軽く押す」このようにやれば、何事も「今すぐやる」ことができます。

これを台車理論といいます。

 

著者について 

超一流のすぐやる技術

超一流のすぐやる技術

 

著者は、コンサルタントの方です。

24歳から青年海外協力隊に参加した後、大手メーカーに入社します。

その後35歳で退社し、コンサルティング会社に転籍します。

現在は独立され、コンサルタントとして活躍されています。

 

すぐやる技術

本書には、すぐやる技術がまとめられています。

 【第1章】あなたが「すぐやる」ことができない本当の理由

 【第2章】荷物を軽くする「スケールテクニック」

 【第3章】道を滑らかにする「ノイズキャンセリング

 【第4章】押す力を鍛える「レジリエンス

 【第5章】「軽く扱われない人」になる

 【第6章】やりたいことをまっすぐやる! 「台車管理」

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

荷物のすべてを「見える化」する

◆43ページ~45ページ◆

タグにつけるのは、その荷物の「重量」と運搬先の「住所」です。誰かに贈り届けるものであるなら、その方の「名前」も。たとえると、「この資料を“50分”で作成し、”3月2日(水)”までに“岩崎さん”へ提出する」ときのタグをつける、というイメージです。私は「ロディアNo.11」というてのひらサイズのメモ帳を使っています。ロディアブロックメモ一枚に、タグひとつのイメージで書き出し、それを「荷物」と認識する。これが荷物の見える化です。

 

仕事を「見える化」する

「仕事内容」「工数」「提出先」のタグを作って仕事を「見える化」します。

おっさんは、まずは形から入るタイプです。

まずは「ロディアNo.11」を手に入れたいと思います。 

スリップオン RHODIAメモカバー#11 Rio 革 ブラック IOL-2807

スリップオン RHODIAメモカバー#11 Rio 革 ブラック IOL-2807

 

 

「悩む」と「考える」の違い

◆70ページ~76ページ◆

「あなたの上司の下の名前は?」と質問されたらいかがでしょうか?「上司の下の名前?えーっと、苗字は鈴木だったが、名前は……和久、だったかな、いや、直久だった気がする。あれ?智久だったっけ……?」となるかもしれません。「えーっと……」と、脳の長期記憶にアクセスしても出てこない場合は、外部記憶に頼ることになります。組織図だったり、上司の名刺を見るのです。「あ!鈴木泰久だ。そうだそうだ。忘れてた」と、思い出すことでしょう。つまり「考える」というのは、脳の「短期記憶」になければ、「長期記憶」「外部記憶」にもアクセスすることなのです。

それでは「悩む」というのは、どう定義すればよいのでしょうか?おそらく悩んでいるだけの人は、データを処理しようとするのですが、アクセスするのは「短期記憶」だけで、「長期記憶」「外部記憶」にはアクセスしないのです。そのため「堂々巡り」を繰り返すことになります。

  

「長期記憶」や「外部記憶」にもアクセスする

最近は物忘れが多いので、「長期記憶」よりも「外部記憶」を優先できるよう、情報を整理して、書き残しておくようにします。

 

ゾーンに入る

◆106ページ~109ページ◆

自分に強烈なプレッシャーをかけることで脳のブースターが働き、極限まで集中することができるのです。

「あと1時間で5枚の見積もり資料を作成しなければならない」

「あと8分で駅に着かないと、電車に間に合わない」

「あと2日で24件、新規のお客様を回らないといけない」

……などなど、スポーツの世界だけでなく、ビジネスの現場においても、追い込まれることで「ゾーンに入る」ことができます。

  

自分にプレッシャーをかける

ちょっと遅れそうな時、時間を意識することで、ギリギリ間に合ったという経験は何度かあります。

プレッシャーをかけることで、ゾーンに入り、よい結果が出せるのでしょう。

何事もタイムリミットを意識して取り組むようにします。

 

おっさんの選択

本書から学んだすぐやる技術のポイントは以下の3点です。

 1) 仕事を「見える化」すること。

 2) 「長期記憶」や「外部記憶」にもアクセスすること。

 3) 自分にプレッシャーをかけること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。