四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【自分は普通だと思っている人向け】 オリジナルを生み出すヒントが学べます。

 

今回のオススメ本は、『ORIGINALS誰もが人と違うことができる時代』です。

本書は、自分は普通だと思っている方へオススメです。 

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本書には、ふつうの人びとが、流れに逆らう案や恐怖をはねのけて、オリジナルな何かを実現させるためのさまざまなヒントがまとめられています。

本書は、オリジナリティには、徹底的にリスクを侵すことが必要だという通説をくつがえしてくれます。

オリジナルな人たちは、私たちが思うよりもずっとふつうの人たちなのです。

 

著者について 

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)

 

 著者は、ペンシルベニア大学ウォートン校教授で組織心理学者です。

同大学史上最年少の終身教授です。

「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」「世界でもっとも重要なビジネス思想家50人」に選ばれるなど、受賞歴も多数な方です。

 

オリジナルな人

本書には、オリジナルを生み出すヒントがまとめられています。

 【PART1】変化を生み出す「創造的破壊」―「最初の一歩」をどう考えるか

 【PART2】大胆に発想し、緻密に進める―キラリと光るアイデアとは

 【PART3】“無関心”を“情熱”へ変える法―まわりを巻き込むタフな説得力

 【PART4】賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ―チャンスを最大化するタイミング

 【PART5】「誰と組むか」が勝敗を決める―パワフルな結束をつくる人の見分け方

 【PART6】「はみ出す人」こそ時代をつくる―どこに可能性が隠されているか

 【PART7】ダメになる組織、飛躍する組織―風通しよく、進化を遂げるしくみづくり

 【PART8】どんな「荒波」も、しなやかに乗りこなせ―あらゆるものをエネルギーにする方法

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

イノベータかフォロワーか―ビジネスの優位性

◆171ページ~179ページ◆

しかしほとんどの場合、最初に行動を起こしたからといって成功の確率が高くなるわけではないということを覚えておこう、そして、市場が不安定な場合や不明な場合、あるいはまだ開拓されていない場合は、パイオニアになることには明らかに不利な面がある。ここで注意しておきたいのは、オリジナルなアイデアがある場合、競合他社よりも先にゴールへたどり着くことだけを目的に、行動を急ぐのは誤りだということだ。

 

行動を急ぐのは誤り

「最初に行動を起こしたからといって成功の確率が高くなるわけではない」ということを覚えておきたい。

今までの認識は、「最初に行動を起こしたモノが成功を手にする」でした。

これからは行動を急ぐことなく、周りの状況を見ながら進むようにします。

 

「ソフトな過激派」がうまくいく

◆199ページ~209ページ◆

戦略コンサルタントのサイモン・シネックは、こう主張する。「人に影響を与えて動かしたいなら、まずは“なぜ”を自身に問うべきだ。アイデアの背景にあるビジョンや製品を紹介する目的を伝えられれば、人が群がってくる」これは素晴らしいアドバイスだ。だが、現状打破にチャレンジするような独創的なことをしている場合は別だ。根本的な道徳に変化をもたらそうとしている人たちが「なぜ」を説明すれば、深く根づいた既存の信念とぶつかり合う危険性がある。研究者デブラ・メイヤーソンとモーリーン・スキャリーの発見によると、オリジナルな人が成功するには、「節度のある過激派」になることが必要だという。成功を収めるようなオリジナルな人は、伝統とはかけ離れた価値観や、反抗的な考えをもっているが、自分たちの信じることや考えを、より主流にいる聴衆の心に響くように紹介する術を心得ている。

 

イデアの背景にあるビジョンや製品を紹介する目的を伝える

「なぜ、この商品・サービスを開発したのか?」

「なぜ、この商品をお客様に紹介するのか?」

この質問を自分に問いかけ、導き出された答えを伝えるようにします。

 

部下に解決策を求めるな

◆305ページ~311ページ◆

ホフマンは、「解決策に焦点をあてすぎる文化は、“弁護の文化”に偏ってしまい、探究心を削いでしまう」ということを見いだした。いつも答えを用意してくるよう求められていると、人の話をする前に結論を出しているため、広い視点から学ぶ機会を失ってしまうのだ。

 

解決策を模索する前に、問題をクリアにする

確かに、解決策に焦点をあてすぎると、自分の意見が如何にすばらしいかを主張しすぎることになると思います。

これでは議論はかみ合わず、いつまでたっても並行線のままです。

まずは問題を確実に提起するために、自分とは異なる意見の人の考えをよく聞くようにします。

 

おっさんの選択

本書から学んだオリジナルを生み出すポイントは以下の3点です。

 1) 行動を急ぐのは誤りということ。

 2) アイデアの背景にあるビジョンや製品を紹介する目的を伝えること。

 3) 解決策を模索する前に、問題をクリアにすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。