四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

【スポンサーリンク】



【ツイツイ不平不満が口をつく人向け】 不平不満の正体が学べます。

 

今回のオススメ本は、『もう、不満は言わない』です。

本書は、ツイツイ不平不満が口をつく方へオススメです。 

f:id:WEST81:20170126215527j:plain

本書には、「不平不満は何からできているか」「どうすれば不平不満を言わなくなるのか」についてまとめられています。

本書で学べば「あなた」と「あなたの周りの人」が、不平不満を言わなくなるでしょう。

 

ブレスレットの使い方

本書には、不平不満を言わなくなるための訓練用のブレスレットの使い方が紹介されています。

ブレスレットは手首にはめられるモノであれば何でも代替できると思います。

その使い方は以下になります。

(1)どちらかの腕にブレスレットをはめる。

(2)自分が、不平不満や人の悪口やゴシップを口にしているのに気づいたら、ブレスレットをもう一方の腕にはめ換えて、再スタートする。

(3)ブレスレットをはめている人が不平を言うのを耳にしたら、はめ換えるように言ってもいい。しかしそれをするなら、まず自分がまめ換える。

(4)それをずっと続ける。21日間はめ換えずにいられるまでには、たいてい何か月もかかる。平均では4か月から8か月というところ。

 

この訓練のポイントは、自分が口にする言葉を認識することです。

それができれば、次は、不平不満が口から出る前に気づけるようになります。

ちなみに不平不満を言わなくなる段階には以下の4段階があります。

(1)自分が不平を口にしているのに気づかない段階

(2)自分が不平を口にしているのに気づく段階

(3)意識すれば不平を口にしないですむ段階

(4)無意識に不平を口にしない段階

 

著者について 

(文庫)もう、不満は言わない (サンマーク文庫)

(文庫)もう、不満は言わない (サンマーク文庫)

 

 著者は、牧師の方です。

牧師になる前は、ラジオ放送、セールス、マーケティングなどの仕事にかかわっていたそうです。

現在は、ミズーリ州の田舎に住まれています。

 

不平不満の正体

本書には、不平不満の正体がまとめられています。

 【第1章】 われ不平を言う、ゆえにわれあり

 【第2章】 不平不満をやめれば健康になる

 【第3章】 不平不満を言わないと人間関係がよくなる

 【第4章】 すべてはあなたの中にある

 【第5章】 不平不満よりも沈黙を選ぶ

 【第6章】 非難する人と評価する人

 【第7章】 二十一日間不平を口にしない

 【第8章】 二十一間をやり通した達成者たち

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

試練の多い人生だからこそ成功する

◆106ページ~112ページ◆

成功した人物の自伝などを読むと、彼らは試練の多い人生にもかかわらず成功したのではなく、試練の多い人生だからこそ成功したということがわかります。与えられた境遇を受け入れ、それをバネにして成長したのです。彼らは、自分の不利な条件について人に語らず、試練の中に天の恵みを見いだそうと努力し、それを見つけた人たちです。

 

試練を受け入れる

試練が与えられたとき、その境遇を嘆くのではなく、成長のチャンスだと受け入れるようにします。試練を乗り越えていく度に成長し、さらにその先に成功があるのですからネ。

 

地獄を天国にすることもできる

◆137ページ~140ページ◆

あなたのまわりの人々や出来事を、前向きのエネルギーが出るような言葉に置き換えてみてください。彼らの存在が苦にならなくなり、むしろ恵みであると考えられるようになります。使う言葉を変えると人生がどう変わるか、ぜひやってみてください。

問題→機会

しなければならない→する機会を得た

困難→試練

敵→友達

苦しめる人→教えてくれる人

苦痛→シグナル

こうしてくれ→こうできればありがたい

不平不満→要望

苦労→道程

おまえがやった→自分がこういう状況をつくり出した

最初はちょっとぎこちないですが、人や状況を表す言葉を変えると自分の気持ちがどう変わるか、観察してください。不思議なことに、状況それ自体もまた変わってきます。

  

前向きなエネルギーが出る言葉を使う

言葉は大切なのです。

前述の「後ろ向き言葉(左側)」と「前向き言葉(右側)」をノートに書き出しておき、自分がどちらの言葉を使っているのか、チェックするようにします。

 

一房のブドウの成熟がほかを熟させる

◆211ページ~221ページ◆

ふだんネガティブに使っていた言い回しを、ポジティブな意味で使うのも効果的です。何かいいことが起きたら、ささいなことでも、「前からわかっていたさ」という笑みを浮かべて「ほら、やっぱり」と言いましょう。いいことがもっと引き寄せられてきます。雨がザーザー降る日、行こうとする店の前に一台分の駐車スペースが空いていたら、「やっぱり!」パーキングメーターにお金を入れ忘れたのに、チケットが挟まっていなかったら「いつもこうなんだ!」。誰かが何かのことであなたを批判したら、「教えてくれてありがとう!」。最初はたしかにバカバカしく感じるのですが、いつもこういう力強く肯定的な言葉を使っていると、がっちりした土台が築かれ、その上に喜びと豊かさが積み上げられていきます。

 

力強く肯定的な言葉を使う

やっぱり言葉は大切なのです。

「チャンス!」「ラッキー!」「OK!」「ありがとう!」「ハッピー!」など、凹むようなことがあっても力強く肯定的な言葉を使うようにします。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ不平不満を言わなくなるポイントは以下の3点です。

 1) 試練を受け入れること。

 2) 前向きなエネルギーが出る言葉を使うこと。

 3) 力強く肯定的な言葉を使うこと。

 

やっちゃえ!オッサン!

おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。