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四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【心の能力を高めたい人向け】 注意力や集中力を高める方法

書評‐思考術

 

今回のオススメ本は、『フォーカス』です。

本書は、心の能力を高めたい方へオススメです。 

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本書では、過小評価されている「心の能力」にスポットライトが当てられています。

最先端の心理学や脳神経科学の成果を縦横に駆使して現代社会の問題を論じています。

今日の社会が直面する多様な問題を鋭い視線で説明しています。

注意力や集中力を高める方法が学べます。

 

心の中のトップダウンボトムアップ

心の能力を高めるためには、ボトムアップだけで行動せず、トップダウンでも行動できるようになることがポイントのようです。

 

ボトムアップ(皮質下の回路)の特徴は以下になります。

・反応速度が速い

・無意識で自動的

・直観的で、連想ネットワークを通じて働く

・衝動的、情動に支配されている

・習慣的行為を実行させ、行動を導く

・世界観を決める

 

一方、トップダウン(新皮質の回路)の特徴は以下になります。

・反応速度が比較的遅い

・随意的

・努力的

・自制をつかさどり、ときには自動的な習慣行為を制止したり騒動を抑え込む

・新しいモデルを学習し、新しいプランを作り、自動的な行動をある程度まで管理することができる

 

著者について 

フォーカス

フォーカス

 

 著者は、作家、心理学者、ジャーナリストとマルチで活躍されている方です。

1995年に発表した『EQ こころの知能指数』は全世界500万部(日本でも80万部)の大ベストセラーを記録しています。

 

注意力と集中力

本書には、注意力と集中力を高める方法がまとめられています。

 【 I  】 「注意」を解剖する

 【 II 】 自己を知る

 【III 】 他者を読む

 【IV 】 もっと大きな文脈で見る

 【 V 】 理にかなった練習法

 【 VI】 良きリーダーの集中力

 【VII】 より大きな視野を

  

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

楽しく働く人の共通点

◆31ページ~34ページ◆

とはいえ、べつに転職しなくても、フロー状態に達する道はいくつかある。一つは、能力の限界ぎりぎりの「なんとか達成できそうな」目標にチャレンジすること。もう一つは、情熱を燃やせる対象を選ぶこと。モチベーションがフローをもたらす場合も少なくない。ただ、どちらも注意を高める手段であって、いずれにせよ最終的には100パーセントの集中を通過しなくてはフローには至らない。どのようにしてフローを達成するにしても、強い集中が決め手となる。

課題を処理するために最適な状態にあるとき、脳のなかではいろいろな部分が密接にタイミングを合わせて協調的に働いている。理想的な状態に至ると、目の前の課題を達成するために必要な脳の回路が非常に活発に働き、一方、課題と無関係な回路は鎮静して、脳全体が目的に向かって調和した状態になる。脳がこのような状態にあるときは、目的のいかんにかかわらず、自己最高の結果をおさめられる可能性が高い。

 

 

「なんとか達成できそうな」目標にチャレンジする

確かに、あと少しで手が届きそうという時には、すごくがんばれる気がします。

目標は、なんとか達成できそうなレベルになるよう設定してみます。

目標達成の間隔を細かく刻むことで、目標達成の経験を積み上げていくことで自信にもつながり、それがさらにやる気にもなっていくと思います。

 

情動的共感

◆134ページ~138ページ◆

共感を支えるのは、注意の力だ。他者の気持ちに波長を合わせるには、他者の情動を示す表情や口調などに気づく必要がある。注意の回路の一部である前帯状皮質は、他者の苦痛を見ると自分の扁桃核に合図を送り、扁桃核が他者の苦痛と共鳴することによって、わたしたちは他者の苦痛を感じる。

情動的共感は、他社の肉体に起こっていることを生理的に感じる能力だ。他者が苦痛を伴うショックを受ける様子を見せながらボランティア被験者の脳の画像診断をおこなったところ、被験者自身の痛みの回路が活性化して、あたかも他者の苦痛を模倣しているかのような反応を示した。

  

他者の情動を示す表情や口調などに気づく

まずは、他者に興味を示し、よく観察するようにします。

そうすれば共感を支える注意力が高まるのでしょう。

 

目標市場主義の弱点

◆296ページ~300ページ◆

このタイプのリーダーシップで問題なのは、目標を達成できないことではなく、人々と理解しあえないことだ。「とにかく言われたとおりにやれ」というスタイルのリーダーシップは、人の心を踏みにじる。

どの組織においても、重要な目標に鋭い集中力を注ぐ人間は必要な存在だ。それは、注意散漫をしりぞけてつねに向上をめざす人材であり、技術革新、生産性、成長はそうした優秀な人材にかかっている。

しかし、それも程度問題だ。野心的な収益目標や最長目標だけが組織の健全性を測る数値ではない。そうした目標を達成するために他の基本的要素を犠牲にすれば、長期的なマイナスのほうが大きくなてしまうだろう。

  

人々と理解しあう

おっさんも30歳代は、「とにかく言われたとおりにやれ!」というスタイルだったと思います。

人間、「やれ」と言われると、反対にやりたくなくなりますよネ。

今はそれが分るようになりました。

今は、自分にも他者にも「何のためにやるのか」「何をやるのか」を問いかけながら、理解しあうようにしています。

 

おっさんの選択

本書から学んだ注意力と集中力を高める方法のポイントは以下の3点です。

 1) 「なんとか達成できそうな」目標にチャレンジすること。

 2) 他者の情動を示す表情や口調などに気づくこと。

 3) 人々と理解しあうこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。