【口下手な人向け】 キラリと光る、キレのある発言ができるようになるかも
今回のオススメ本は、『目のつけどころ』です。
本書は、口下手な方へオススメです。
本書は、著者が20年間培ってきた「目のつけどころ」のパターン集(教科書)です。
本書で紹介されたパターンを身につければ、口下手な人でも、今までとは違った、キラリと光る意見が持て、キレのある発言ができるようになるかもしれません。
そのために著者は、本書で紹介されているパターンを最低3つはマネすることオススメされています。そうすれば必ず効果が上がるそうです。
やるしかないですネ……
著者について
著者は、公認会計士の方です。
大手監査法人を経て、現在は独立され会計事務所を経営されています。数々のベストセラーを出されており、本業の傍ら、テレビコメンテーターや雑誌連載など、多くのメディアでも活躍されています。幅広く活躍されている著者の独自の「目のつけどころ」のパターンについて紹介されています。
著者は、「目のつけどころ」はパターン化された訓練でドンドン磨かれると言われています。
目のつけどころ
本書には、著者の「目のつけどころ」について4部構成で紹介されています。
1の部 分析で視点を増やす
2の部 視点をアイデアに変換する
3の部 説得は、掛け算
4の部 3秒で目をすける
具体的には、
1の部は視点を増やす方法。
2の部は増やした視点から具体的なアイデアへ落とし込む方法。
3の部はアイデアを説得力のある話し方で伝える方法
4の部では会議などでキレのあるいい発言をする方法 がまとめられています。
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
器の大きさすらも、視点の数に比例している
◆54ページ~57ページ◆
いろいろな視点から物事を考えるのが分析だから、分析は世界を広げるものであるはずだ、さらには、その人の器も広げるものだと思う。織田信長は日本全体を見ていたとか、坂本竜馬は日本だけでなく世界を見ていたとか、器が大きいというのは「視点の多さ、そこから広がった視野の広さ」のことだと私は思っている。器の大きさとは、結局は視点の多さであり世界の広さなのだ。
対義語で大きく逆に振ってみる
本書には、著者が使用している6つのモノサシが紹介されています。
おっさんは、「対義語で大きく逆に振る」というモノサシを取り入れようと思います。
反対に振ることで視野に幅をもたせることができ、視点の数も増えるように思います。
さらに視野を上下にも広げてみたいと思います。
軸を2つクロスすれば、アイデアが生まれる舞台が整う
◆75ページ~80ページ◆
黒十字アイデア法とは、まず最初のアイデアがどの事象に位置するかを定め、そこから、それぞれの事象に振って考えるという、非常にシンプルな発想術なのである。
縦軸は「ポジティブ・ネガティブ」、横軸は「賛成・反対」で整理する
著者は、横軸に「硬派・軟派」を、縦軸に「総論・各論」をとり、物事がどこに位置づけられるかまず定めるそうです。
そこから各事象に振ってみることでアイデアを広げるそうです。
おっさんは、縦軸に「ポジティブ・ネガティブ」を、横軸に「賛成・反対」をとってみるようにします。
「理由」には「感情」を入れないという鉄則
◆93ページ~95ページ◆
意見をいうときは、何はともあれ「感情を交えず、具体的な理由をあげる」ということを徹底する。具体的な理由とは、「カタチ」にして理由をあげる、ということである。カタチには、大小、数量、長短、高低、色、ものの形や状態から、データなど目には見えないものまで、さまざまなものがある。そんな、カタチをイメージできるものを入れるのだ。
意見は、感情を交えず、具体的な理由をカタチで添える
意見を言う時は、いつのまにか感情的になってしまいます。
特に「自分の意見」に対して「反対の意見」には、感情が高まり、相手に対して攻撃的になっています。
これからはカタチ(大小、数量、長短、高低、色、ものの形や状態からデータまで)を添えて理由を説明するようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ目のつけどころのポイントは以下の3点です。
1) 対義語で大きく逆に振ってみること。
2) 縦軸は「ポジティブ・ネガティブ」、横軸は「賛成・反対」で整理すること。
3) 意見は、感情を交えず、具体的な理由をカタチで添えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。