四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【悩みを克服したい人向け】 心を整える方法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『心を整える8つの脳開発プログラム』です。

 

本書は、悩みを克服したい方へオススメです。

本書には、「悩みを生み出す脳のメカニズム」と「悩みを消すためのシンプルな実践」がまとめられています。

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現代人を生きづらくさせる気分の悪さ、精神的なトラブルが起こるメカニズムは「原始脳」の仕業です。

まずは「悩みを生み出す脳のメカニズム」を学んでみましょう。

そして「悩みを消すためのシンプルな実践」としてとてもシンプルな8つの方法が紹介されていますので実践してみましょう。

その8つの実践法は以下になります。

1)鵜呑みにする癖をやめる。

2)思考・妄想を管理する。

3)言葉を管理する。

4)行為を管理する。

5)仕事を選ぶ。

6)努力する。

7)目醒める。

8)集中力をつける。

どれも簡単に取り組める内容になっています。

 

著者について  

心を整える8つの脳開発プログラム

心を整える8つの脳開発プログラム

 

 著者は、スリランカの上座仏教長老の方です。

13歳で出家得度、ケニア大学で仏教哲学の教鞭をとられた後、1980年に来日され、大学院博士課程で道元の思想を研究されました。

現在は初期仏教の伝道と瞑想指導に従事されているそうです。

仏教は世界で唯一の完全たる心の科学だ」と著者はいいます。

 

心を整える方法

本書は、3部構成で「悩みを生み出す脳のメカニズム」と「悩みを消すためのシンプルな実践」について紹介されています。

 第1部 心をかき乱すものの正体は? 

 第2部 人生を明るくする8つの実践

 第3部 生き方・教え方Q&A

 

人間には「原始脳」と言われる古い脳と「大脳」と言われる新しい脳があるそうです。

この古い脳と新しい脳の葛藤が悩みの正体だそうです。

「原始脳」は感情で動くそうです。「大脳」は人間らしいすばらしい脳で、知識、理性、教育、社会生活などの仕事を行うのですが、「原始脳」によって支配されています。

したがって思うように「大脳」の能力が発揮できないそうです。

感情のままに動く「原始脳」を無視し、脳の中に善思考の配線をつくることで大脳は成長し、人間らしい幸福な生き方が開いていけるそうです。

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

具体的な実践:気持ちを無視する

◆81ページ~82ページ◆

今、この本を読んでいる瞬間も、原始脳は指令を出しています。原始脳からの指令は、「気持ち」です。ですから、まずは「気持ち」を無視するようにしましょう・「今、勉強する気はありません」と原始脳が言うのであれば、「だったら、勉強しましょう」と、気持ちを無視して行動するのです。「今、遊びに行く気はありません」、「だったら、遊びに行きましょう」というふうに、いつでも気持ちを無視するのです。

 

「原始脳」と正反対に行動する

「原始脳」はどうやら臆病者で、怠け者のようです。

「原始脳」と反対のことをやることで「大脳」が動きやすくなります。

具体的には、今日はやめておこうと思ったら、やるようにすればいいようです。

ただし、「食べる」ということについてだけは原始脳の指令に従う必要があるそうです。

 

ポイント2-4善思考を理解する

◆106ページ~114ページ◆

善思考とは何でしょうか?いちばんわかりやすいのは、慈しみの思考です。「生きとし生けるものが幸せでありますように」という短いフレーズを繰り返し、念じるのです。脳の中に、善思考の配線が現れてきます。同時に悪思考のループを作った配線が壊れてしまいます。

 

毎日「生きとし生けるものが幸せでありますように」と念じる

毎日「生きとし生けるものが幸せでありますように」と念じるようにします。

その他にも憐れみ、喜び、平常心についての善思考の配線をつくるフレーズも紹介されています。

憐れみのフレーズは「生きとし生けるものの悩みや苦しみがなくなりますように」です。喜びのフレーズは「生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように」です。

平常心のフレーズは「生きとし生けるものに悟りの光が現れますように」です。

どれもシンプルで、すぐに実践できますネ。

 

ポイント7-1今に目醒めて生きる

◆148ページ~150ページ◆

今日、今、やっていることに目醒めてみるのです。具体的には、今、明るく、楽しく、充実して生きようとしてください。「人生のすべては、今という瞬間をどのように過ごすのかということに尽きる」と理解して、そのように生きてみましょう。

 

今に集中し、過去のこと、将来のことに惑わされないようにする

過去に起きたことに悩んだり、将来のことを心配したりしている時は目醒めておらず、寝ているのだと著者はいいます。

今やっていることに集中し、過去のこと、将来のことに惑わされないようにしましょう。そうすると集中力がつき、大脳も成長するのです。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ心を整える方法のポイントは以下の3点です。

 1) 「原始脳」と正反対に行動すること。

 2) 毎日「生きとし生けるものが幸せでありますように」と念じること。

 3) 今に集中し、過去のこと、将来のことに惑わされないようにすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。