四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【センスを磨きたい人向け】 人生を愉しくするためのヒントが学べます。

 

今回のオススメ本は、『センスいいね!と言われる人の思考術』です。

本書は、センスを磨きたい方へオススメです。

センスを発揮して、人生を愉しく、充実させるためのヒントが紹介されています。

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7つの思考マッピング

「7つの思考マッピングとは、著者が考案したセンスのいい思考法に早く到達するための方法です。

ポストイットに各発想法のイニシャル(()内の英字)と具体的なアイデアを記載しながら、バランスよくアイデアを出すようにします。

 1.感性思考(F) 例:買いたい車を書く

 2.理性思考(L) 例:買うべき車を書く

 3.バイパス思考(B) 例:周りの人に質問してその回答を書く

 4.プロト思考(P) 例:車に試乗して、感想・評価を書く

 5.アイデアソース(S) 例:本で見た感想、街で見かけた車の印象を書く

 6.クラウド発想(C) 例:フワフワ浮かんでくる発想を書く

 7.連想(A) 例:連想で生まれてくる発想を書く

 

著者について 

「センスいいね!」と言われる人の思考術

「センスいいね!」と言われる人の思考術

 

 著者はデザイナーの方です。

プロダクト、グラフィック、建築など幅広い分野でデザイン活動を展開されています。

「デザインは才能じゃなく、知識です。」

「センスは天性ではなく、思考技術です。」

「知識と思考技術ですから、誰でも学べます。」

「電気が発電できるように、「ひらめき」も自家発電できます。」と著者はいいます。

 

センスのいい人の思考法

本書には、あなたがアーティストの道へと導いてくれる方法がまとめられています。

 第1章 なぜ人生にセンスが必要なのか?

 第2章 センスを高める思考法

 第3章 センスよく自分をデザインする

 第4章 センスを鍛えるスケッチ思考

 第5章 人生のセンスを高める審美眼の磨き方

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

センスとは感性と理性の融合

◆36ページ~39ページ◆

感性人間であれば、意識的に理性を働かすべきでしょう。「彼らはこう思うだろう」「あの人ならこう言うだろう」と二人、三人称で考えるのが理性です。他人の思考を分析、再現する思考だからです。理性は社交的で協調的です。

 

他人の思考を分析、再現する

理性的な人は、逆に感性を使ってみることです。

「自分はこう思う」と一人称で考えたり、アイデアを出すのが感性です。

電車から見える景色を見て「もうすぐ桜が咲くころだな」と思うのは自分の感性です。

おっさんも感性人間です。

「彼らはこう思うだろう」「あの人ならこう言うだろう」といった視点で考えを深めるよう心がけます。

 

自分の枠を設計する:コンテクスト

◆69ページ~73ページ◆

決まったコンテクストがあったほうが楽に自己表現できますし、多くのメリットを実感できます。自分探しをするより、自分の枠をデザインしましょう。自分というものが定まっていると迷いや悩みが減り、周囲と早く関係がつくれます。

 

エスノグラフィをまとめる

本書ではコンテクストづくりとして「エスノグラフィ」が紹介されています。

「系」「族」「髪形」「ファッション」「アクセサリー」「時計」「かばん」「車」「趣味」「住んでいる所」「好きな場所」「仕事」「年収」「読んでいる雑誌」「好きなレストラン」「行きつけのバー」「パートナー」「交友関係」などの切り口で自分のことについてまとめることをススメています。

 

交際術

◆174ページ~196ページ◆

愉しむことにさえ集中できればと思うのです。愉しむセンスを磨いて好きを実践すれば、自分自身の社会に対する友好的な部分、おいしい部分を引き出すことができます。自然とすべてのことにポジティブアプローチができるので結果もついてきます。

 

愉しんで取り組む

著者は、「愉しんでいると与えることができる→与えると感謝の気持ちをもらえることができる→そして、うれしくなって、もっと与えることができる」といっています。

これが「好きこそものの上手なれ」になるサイクルです。

何にでも愉しんで取り組みましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだセンスのいい人の思考法のポイントは以下の3点です。

 1) 他人の思考を分析、再現すること。

 2) エスノグラフィをまとめること。

 3) 愉しんで取り組むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。