【地域の活性化を考えられている人向け】 地域が元気になる手法を学べます。
今回のオススメ本は、『成功する!「地方発ビジネス」の進め方』です。
本書は、地域の活性化を考えられている方へオススメです。
本書には、地方発ビジネスの事例を多数取り上げながら、地域が確実に元気になる手法を解説されています。
本書で、地方発ビジネスの成功事例を学ぶことができました。
これをヒントに自分の住んでいる地域の地方発ビジネスについても考えてみたいと思います。
著者について
成功する!「地方発ビジネス」の進め方 わが町ににぎわいを取り戻せ!
- 作者: 島田晴雄,NTTデータ経営研究所
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2006/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は、大学の教授の方です。
わが国有数の国際派エコノミストとしても知られています。
地方発ビジネス
本書には、地方発ビジネスがまとめられています。
序章 生活産業が地域を活性化する
第1章 新しい地域交通サービスが伸びている
第2章 コンシェルジュ・サービスが高齢社会で伸びている
第3章 コミュニティビジネスは全国各地で伸びている
第4章 地域資源を活用した健康産業が伸びている
第5章 商店街はビジネスの場としてまだまだ伸びる
第6章 地域ブランドによる町おこしが伸びている
第7章 住宅の性能評価と融資が地域を救う
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
生活サービス産業は地域産業である
◆26ページ~28ページ◆
成長している9つの新しい産業
(1)個人・家庭向けサービス
(2)社会人向け教育サービス
(3)企業・団体向けサービス
(4)中古住宅関連サービス
(5)子育てサービス
(6)高齢者ケアサービス
(7)医療サービス
(8)リーガルサービス
(9)環境サービス
9つの新しい産業を理解する
現在地方で伸びているビジネスが、上記の中のどのサービスに該当するのかを意識しながら確認するようにします。
中高年者が移住すると若者の失業が減る
◆51ページ~52ページ◆
人口の流入と定着は新しい雇用機会を生みます。4000人の工場をつくると2000人の中高年者の消費効果があるといわれますが、高齢者、熟年者が500人も入ってくると、本屋が2軒、ガソリンスタンドが1軒、ラーメン屋が3軒できます。レストランとデパートで若者雇用が100人くらい生まれるわけです。
中高年者の移住と若者の雇用の関係を理解する
中高年者の移住は歓迎するべきことなのです。
地方の若者の雇用を増やしたければ、どうすれば中高年者の移住を増やせるかを考えることも有効なのです。
高齢者の「不」がビジネスのキーワード
◆78ページ~79ページ◆
肉体の衰えが出てくると、自分の関心のあること、興味のあること以外は、できるだけ信頼できる他の人にまかせたいと思うようです。そのようなとき、そばにコンシェルジュがいてくれたら、どんなに便利でしょう。高齢社会では、この便利さに対するお客様のウォンツを汲み取り、満たしてあげるサービス、すなわちコンシェルジュ・サービスを提供する会社が求められているのです。このコンシェルジュ・サービスに対するニーズは、個別の商品やサービスにかぎられません。むしろ、毎日の日常生活の中でニーズが次々に発生しているのです。
コンシェルジュ・サービスを考える
チョット面倒くさいな、と思うようなことにヒントがありそうです。
面倒くさかったことはメモに残していきましょう。
おっさんの選択
本書から学んだ地方発ビジネスのポイントは以下の3点です。
1) 9つの新しい産業を理解すること。
2) 中高年者の移住と若者の雇用の関係を理解すること。
3) コンシェルジュ・サービスを考えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。