【ネイティブの感覚や意識に近づきたい人向け】 ネイティブの英語感覚が学べます。
今回のオススメ本は、『英語感覚が理屈でわかる英文法』です。
本書は、ネイティブの感覚や意識に近づきたい方へオススメです。
本書には、著者の30年以上におよぶ塾や予備校などの教育現場で、様々な悩みや疑問をかかえてきた生徒たちとの交流や指導の中から生み出されたものがまとめられています。
本書は英文法の入門書で、ネイティブの感覚や意識に集中し、分かりやすく説明されています。
語学は体育系の学問!
語学を習得するためには、大切な基本を徹底的に繰り返すことです。
考えなくても出てくる反射の域まで身に付けることが必要です。
本書には、各単元の終わりに、文法表現の根底にある「ネイティブ感覚」に焦点を当てた「重点チェック・即答10問リミット○○秒」というコーナーが用意されています。
制限時間内にスラスラ言えるよう、反復して練習することが上達のポイントです。
早速、おっさんも反復練習に挑戦します。
著者について
著者は、英語指導者の方です。
塾経営、予備校や塾の講師として、30年以上にわたり英語教育に携わってこられた方です。
現在は東京で、難関高校受験を目ざす生徒たちの英語指導を行なっています。
いやし系でいて、熱く、楽しく、分かりやすく、本質を深く掘り下げ、心底「なるほど!」と納得させる授業が特色です。
ネイティブの英語感覚
本書には、ネイティブの英語感覚がまとめられています。
感覚1 英語の文構造に関する感覚
感覚2 動詞の時制に関する感覚
感覚3 様々な動詞表現に関する感覚
感覚4 助動詞に関する感覚
感覚5 仮定法に関する感覚
感覚6 冠詞・名詞に関する感覚
感覚7 前置詞に関する感覚
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
英語独特の語順とはどんなもの?
◆15ページ~16ページ◆
この、<だれは イコール なんなの その他>と<だれは どうする 何を その他>という英語の語順は、反射的に口から出るように、何十回でも何百回でも口ずさんで、からだで覚えるようにしてみてくださいね。ネイティブは寝ても覚めても四六時中、この語順でものを考え、語りかけているのですから。そして何よりも、語学は、反射が求められる体育系の学問なのですから。
英語独特の語順を覚える
「だれは イコール なんなの その他」と「だれは どうする 何を その他」の2つの基本的な語順を覚えましょう。
動詞における「点」と「線」の使い分け感覚とは?
◆91ページ~93ページ◆
でも、英語の場合には「点」と「線」の動詞が全く別の単語や表現で区別されていることがあるのです。ですから、英語的な感覚を身につけるには、動詞が「点」の動詞なのか、それとも「線」の動詞なのかに、いつも敏感でなければなりません。
動詞における「点」と「線」の使い分けを覚える
「点」の感覚とは、瞬間的に行われること(乗る、着るなど)。
「線」の感覚とは、ある状態が続いていること(乗っている、着ているなど)。この使い分けを覚えましょう。
助動詞の2つの主な用法とはどんなもの?
◆141ページ◆
では、助動詞が話し手自身の思いを伝えることだとすると、いったいどんな思いを伝えるために用いられているのでしょうか。主に2通りの仕方で、助動詞は話し手の思いを伝えると言えるでしょう。
1つは、話し手がいだいている気持ちや意向を伝える用法。
もう1つは、話し手がいだいている確かさや可能性を伝える用法です。
助動詞の2つの主な用法を覚える
話し手がいだいている「気持ちや意向を伝える用法」と「確かさや可能性を伝える用法」の2つを覚えましょう。
おっさんの選択
本書から学んだネイティブの英語感覚のポイントは以下の3点です。
1) 英語独特の語順を覚えること。
2) 動詞における「点」と「線」の使い分けを覚えること。
3) 助動詞の2つの主な用法を覚えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。