【仕事の生産性を上げたい人向け】 トヨタ式が学べます。
今回のオススメ本は、『トヨタ式ホワイトカラー革新』です。
本書は、仕事の生産性を上げたい方へオススメです。
みえる(見える、視える、観える)とは、どういうことか、どのようにみえるようにし、革新していくのか、その考え方と方法がまとめられています。
個人的には、まずは5Sから取り組んでみようと思います。
美しい環境、美しい手順はいかに構築すればいいのか、本書には、そのヒントがあふれています。
著者について
著者は、トヨタ生産方式を体系化した人物たちの指導を直接受けられたお二人です。
ホワイトカラー革新
本書には、ホワイトカラー革新がまとめられています。
第1章 トヨタ式革新の奥義
第2章 トヨタ式ホワイトカラー革新
第3章 トヨタ式革新の二一世紀展開
第4章 ホワイトカラー革新をどう進めるか
第5章 チェンジリーダーの育成が鍵
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
成功する5Sの始め方
◆166ページ~172ページ
(1)整理(SEIRI)‐要るモノと、要らないモノに分類し、要らないモノは処分すること。
(2)整頓(SEITON)-要るモノを、誰もが、必要なときに、すぐ取り出せるようにすること。
(3)清掃(SEISO)‐きれいな状態をつくること。
(4)清潔(SEIKETU)‐きれいな状態を継続すること。
(5)躾(SITUKE)‐決められたことを、決められたように、いつも守ること。
5Sに取り組む
これが基本、まずは5Sに取り組みましょう。
7つの「ムダ」とは、7つの「むだ」とは
◆191ページ~194ページ◆
(1)つくり過ぎの「ムダ」
(2)在庫の「ムダ」
(3)動作の「ムダ」
(4)手持ちの「ムダ」
(5)不良の「ムダ」
(6)運搬の「ムダ」
(7)加工そのものの「ムダ」
(中略)
(1)万能化の「むだ」
(2)条件固定化の「むだ」
(3)システムそのものの「むだ」‐プロセスに潜む「むだ」
(4)「あるべき姿」を考えずに改善を始める「むだ」
(5)全体像を見ないで部分改善しかやらない「独りよがり」の「むだ」
(6)妥協による「むだ」
(7)「むだ」を「むだ」と理解しない「むだ」
「ムダ」と「むだ」を無くす
「ムダ」とは、付加価値を生まず、原価のみを高めている人や設備の行為です。
「むだ」とは、仕組みの悪さが作り出す無駄です。
カタカナ、ひらがな、両方の無駄を無くすようにしましょう。
「観える化とは」
◆201ページ~208ページ◆
(1)「観る」トレーニングをすると「本質」が観える
(2)「素直」になってみると「本質」が観える
(3)「現地・現物」でみると「本質」が観える
(4)「経営マインド」でみると「本質」が観える
(5)「あるべき姿」でみると「本質」が観える
(6)「情報交換」の「場を構築」すると「本質」が観える
(7)「5回のなぜ」で深く考えると「本質」が観える
本質を観る
「本質」をみる観点および考え方を養いつつ、情報交換の場を準備しましょう。
おっさんの選択
本書から学んだホワイトカラー革新のポイントは以下の3点です。
1) 5Sに取り組むこと。
2) 「ムダ」と「むだ」を無くすこと。
3) 本質を観ること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。