【リーダーを目指す人向け】 リーダーについて理解を深めることができます。
今回のオススメ本は、『本物のリーダーとは何か』です。
本書は、リーダーを目指す方へオススメです。
リーダーシップというテーマを新たな視点から眺めるヒントを確認できます。
リーダーとは
リーダーに関する留意点および役割は以下になります。
(1)リーダーシップとマネジメントは違う
(2)リーダーはメンバーに力を与える
(3)組織には全員が共有できるビジョンが必要である
(4)組織には信頼が不可欠である
(5)リーダーはものごとの意味を伝える
適切な課題を設定し、必要な資源をかり集め、人々の組織や社会の最大限のために行動する力を与えられるリーダーを、今世界は必要としています。
あなたも本物のリーダーを目指してみませんか?
著者について
- 作者: ウォレン・ベニス ,Warren Bennis,バート・ナナス,Bart Nanus,伊東奈美子
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2011/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 15回
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著者は、世界中から尊敬を集めるリーダーシップ研究の第一人者の方です。
レーガン、カーターなど4人の大統領顧問をはじめ、国際的大企業、各国政府などのアドバイザーも務められています。
本物のリーダー
本書には、本物のリーダーについてまとめられています。
1 リーダーシップに関する「誤解」を解く
2 「人を率いること」と「自分を律すること」について
3 戦略Ⅰ 人を引きつけるビジョンを描く
4 戦略Ⅱ あらゆる方法で「意味」を伝える
5 戦略Ⅲ 「ポジショニング」で信頼を勝ち取る
6 戦略Ⅳ 自己を創造的に活かす
7 「責任を引き受ける」ということ
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
「人を率いること」と「自分を律すること」について
◆41ページ~48ページ◆
マネジメントとリーダーシップはどちらも重要だが、両者には根本的な違いがある。「マネージする」とは、「何かを引き起こし、成し遂げ、義務や責任を引き受け、実行すること」だ。それに対して「リードする」とは、「人を感化し、方向や進路、行動、意見などをみちびくこと」である。この違いは決定的だ。マネジャーはものごとを正しく行い、リーダーは正しいことをする。これはビジョンと判断に基づく行動(効果)と、実務能力に基づく行動(効率)の差と言ってもいい。
ビジョンと判断に基づき行動する
まずは、ビジョンを描き、メンバーと共有します。
そして、ビジョンへ近づくために、メンバーの行動を引き出します。
戦略Ⅳ自己を創造的に活かす:(2)ワレンダ要因
◆94ページ~106ページ◆
多くの人は「失敗」という言葉から、変えられない結果、死体のように動かないもの、なすすべもなく落胆している様子を連想する。しかしすぐれたリーダーにとって、失敗は始まりにすぎず、その先には必ず希望が待っている。
失敗は、成功の始まりと捉える
失敗は、終わりではなく、始まりなのです。
落胆することなく、失敗を乗り越えていくことをむしろ楽しみましょう。
意欲をかきたてる条件
◆132ページ~134ページ◆
つまるところリーダーとはビジョンを明確に伝え、それに正当性を与える人だ。あるいはビジョンを魅力的な言葉で表現し、人々の想像力と感情に火をつける人、(ビジョンをとおして)目的を達成するための意思決定権を人々に与える人でもある。ただし組織が成功するためには、リーダーが描くイメージが組織全体のニーズから生まれたもの、主要な関係者が求め、認めるものでなければならない。つまりビジョンは、組織のなかにつくられる新しい社会構造の一部にならなければならないのだ。
ビジョンを魅力的な言葉で表現し、人々の想像力と感情に火をつける
メンバーの想像力と感情に火をつけるためには、ビジョンの内容とビジョンとの接触頻度が影響すると思います。
内容を深めるために、メンバーと話し合い、接触頻度を増やすために、日々ビジョンに近づいているかどうかを評価し、フィードバックすることが必要なのでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだ本物のリーダーのポイントは以下の3点です。
1) ビジョンと判断に基づき行動すること。
2) 失敗は、成功の始まりと捉えること。
3) ビジョンを魅力的な言葉で表現し、人々の想像力と感情に火をつけること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。