【広告の効果に満足していない人向け】 レスポンス広告の成功法則が学べます。
今回のオススメ本は、『費用対効果が見える広告』です。
本書は、広告の効果に満足していない方へオススメです。
本書は、現場に即したレスポンス広告初の実践書です。
レスポンス広告の方法論、基本的な考え方、実製作やオペレーション上のルールなどがまとめられています。
レスポンス広告の特徴は?極意は?
レスポンス広告の特徴は以下の3点です。
【特徴1】短期間にある程度の量のレスポンスが獲得できる
【特徴2】広告に投下する費用によりレスポンスの量を自由にコントロールできる
【特徴3】販売管理費として(広告費としてではなく)ビジネスの収支が見合っている
そして、レスポンス広告の極意は以下の3点です。
【極意1】集客・欲望に火を点ける広告、思わず通行人を立ち止まらせる広告であること!
【極意2】説得・行動阻害要因を排除・解決する広告であること!
【極意3】レレバンシーターゲット・インサイトに根差した納得・共感を呼ぶ広告であること!
※ レレバンシーとは関連性だそうです。
著者について
著者は、ダイレクトマーケティングの世界に入って四半世紀、一貫して現場に従事されているコンサルタントの方です。
通販会社において商品開発からカタログ製作、DM製作など通販における実務を担当され、その後、広告代理店へ転職されます。
そして、現在はコンサルタントとして独立されています。
レスポンス広告の成功法則
本書には、レスポンス広告の成功法則がまとめられています。
第1章 レスポンス広告とは何か
第2章 レスポンス広告の役割
第3章 売る仕組みにおけるレスポンス広告の役割とレスポンスの意味
第4章 レスポンス広告の方法論・基礎編
第5章 レスポンス広告の方法論・実践編
第6章 レスポンス広告の真実
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
クリエーティブがレスポンスに及ぼす影響
◆26ページ~29ページ◆
レスポンス広告の業界における経験率としては、レスポンスの四割は商品のルックスで決まり、次の四割がメディア、一割がタイミング、最後の一割がようやくクリエーティブによって決まるといわれています。クリエーティブの影響力がたった一割と聞いて驚いたかもしれませんが、私はタイミングが同じく一割であるということにむしろ驚くほどです。
商品のルックスとメディアでレスポンスの8割が決まる
この事実は知りませんでした。
認識を改めた上で、商品のルックスとメディアを考えるようにしましょう。
いつも一期一会の一発勝負!
◆57ページ~58ページ◆
そして、レスポンス広告を作る上での心構えは、まずターゲットとの関係を“一期一会”と捉えること。今、目の前を通り過ぎようとしているお客様を「この瞬間を逃がしたらもう二度と会えない、この瞬間に捕まえられなければ後はない!」という緊張感や覚悟を持って広告制作に当たるということです。ダイレクトマーケティング、あるいはCRMの最も基本的なコンセプトは「一度のお客様を一生のお客様にする」ということですが、レスポンス広告が担っている使命は、まず、“一期一会”から“一生のお客様”となる“一度目のお客様”を獲得することです。
ターゲットとの関係を一期一会と捉える
「この瞬間を逃がしたらもう二度と会えない、この瞬間に捕まえられなければ後はない!」という緊張感は、まだまだ足りていませんでした。
緊張感を高め、できることは全て取り組んでいきましょう。
レレバンシーを生み出す10のポイント
◆117ページ~144ページ◆
レベル1通行人1→0.1秒で見切る。広告を風景としてしか認識しない
レベル2通行人2→広告のキャッチ部分にオヤッと目(足)を止める
レベル3検討層→どれどれと広告の見出しコピーとサブカットを斜め読み
レベル4来店客→購入することを前提に本文をくまなく読み商品の詳細を確認する
レベル5レスポンダー=購入者→レジに行くかわりにレスポンスをする
0.1秒で選ばれる
0.1秒で選ばれるよう、商品のルックスとメディアを考えることが最も大切です。
この内容によって、レスポンスされるかどうかが8割決まります。
広告のキャッチ部分や見出しコピーなどはクリエーティブなので、レスポンスへの影響は1割程度です。
レベル1からレベル5の反応をイメージしながら考えましょう。
おっさんの選択
本書から学んだ英語のポイントは以下の3点です。
1) 商品のルックスとメディアでレスポンスの8割が決まること。
2) ターゲットとの関係を一期一会と捉えること。
3) 0.1秒で選ばれること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。