四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【仕事で敗北が続いている人向け】ライバルに勝つための考える力の磨き方を学べます。

 

今回のオススメ本は、『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』です。

本書は、仕事で敗北が続いている方へオススメです。

本書には、東大卒の手強いライバルにでも勝てる考える力の磨き方がまとめられています。

具体的には、ライバルに「ああ、その手があったか・・・、くやしい!」と思わせるようなアイデアの引き出し方に絞って説明されています。

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1日どのくらい考えていますか?

おっさんは、1日2~3時間は考えていると思っていました。

しかし、本書を読んで、その認識はガラリと変わってしまいました。

著者は、

人が考えているかどうかを決めるのは、その人が書いているかどうかである。

と言います。

この定義に当てはめると、おっさんは、1日15分程度しか考えていませんでした。

これでは、ライバルには勝てませんネ。

あなたはどうですか?

おっさん同様、考える時間が足りないと思った方、本書で、「ライバルに勝つための考える力の磨き方」を学んでみてはいかがでしょうか。

 

著者について 

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質

 

 著者は、コンサルティング会社の代表の方です。

コンサルティング業務や企業内の論理的思考・戦略思考の啓蒙活動に従事されています。

ごくシンプルな言葉を使いがなら、思考の本質に迫っていく研修スタイルには定評があり、今までに、のべ1万人以上の指導実績があるそうです。

 いまのビジネス環境で生まれる差は、“考えているかどうか”の差だ。

 

 

だからこそ、ライバルよりも優位に立ちたいという気持ちがあるのなら、中途半端なお勉強を始めるよりも、考える力を磨いたほうがよほどいい。

と著者は言います。

そして、ライバルに勝つための考える力の磨き方を本書へまとめてくださいました。

 

考える力の磨き方

本書には、ライバルに勝つための考える力の磨き方がまとめられています。

 第1章 思考のフィールドで勝つ

 第2章 思考の幅を広げる

 第3章 論理的に考える

 第4章 発想率を高める

 第5章 発想の材料を増やす

 第6章 発想の質を高める実践知

 第7章 結論思考の情報収集術

 終章  あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか?

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

論理の部品がガタガタだと、論理の道筋もグラつく

◆101ページ~103ページ◆

つまり、もともと論理思考には2つの側面があるのだ。

1)道筋を明確にして考えること

2)言葉を明確にして考えること

ただ、僕が強調しておきたいには、いくら精緻かつ壮大な筋道を組み立てたとしても、その「部品」が壊れていれば、すべてが水泡に帰する可能性があるということだ。道筋としての論理を組み立てるにしても、結局、その部品になるのは言葉である。だから言葉を明確にしなければならない。ここで、「言葉を明確にする」と言っていることには、2つの合意がある。

1)対象を言葉にする(イメージでとらえず、言語化する)

2)言葉の輪郭をはっきりさせる(言葉の意味を曖昧なまま放置しない)

まず自分が何について考えているのかを言葉にしなければならないし、そのときの言葉は、意味が明確になっていなければならない。その2点をおざなりにしたまま道筋をつくっていても、そこには必ず「バカの壁」が入ることになる。つまり、発想を広げ、アイデアのモレをなくすうえで、道筋としての論理は無力なのだ。

  

言葉を明確にして考える

今までおっさんは、言葉を明確にして考えていませんでした。だから、相手に伝わらなかったのだと思います。

自分の頭の中にあるイメージを言語化し、言葉の意味を明確に考えるようにします。

 

箇条書きメモは必ず「ノート化」する

◆210ページ~212ページ◆

ただし、メモは箇条書きのままに放置せず、あとで接続詞を使った文章としてまとめ直す習慣をつけよう。聞いた情報をそのままメモしただけでは、生の素材のまま情報を飲み込んだ状態に等しい。箇条書きだから知識間のつながりがはっきりしていないし、矢印や図形も使われていて、言葉ではなくイメージでとらえている部分も多い。このままでは創造的なアイデアが生まれないというのは、すでに述べたとおりだ。だからこそこれを知恵のかたちに深めていく必要がある。接続詞を使いながらこれをひとまとまりの文章におとし込むことで、まさにその知識の成り立ちについて、もう一度「WHY?」と問う機会をつくるのである。

 

メモをまとめ直す

おっさんは、メモは書きっぱなしにしていました。

これからは接続詞を意識しながら、文章にまとめ直すように改めます。

 

また、著者は、メモ書きの習慣をしっかり身につけるための工夫として、「メモをとるのが楽しみになるようなペンを用意すること」をオススメされています。

著者は、モンブランのマイスターシュテック149という万年筆を愛用されているそうです。 

 おっさんもいつかは使ってみたい・・・

 

結論仮説が間違っていてもかまわない

◆215ページ~216ページ◆

つまり、「情報収集→結論の顕在化」という、やってしまいがちなパターンよりも、「結論仮説→情報による検証」のほうが1サイクルあたりの時間は短い。もしも、検証がうまくいたのであれば、顧客に素早く提案ができるかもしれない。あるいは、検証がうまくいかなかったとしても、別の結論仮説を構築してそれを再検証するだけの時間的余裕が生まれる可能性が高い。「ビジネスはスピードである」という観点からしても、結論思考を先行させた情報収集のほうが、圧倒的に勝てる可能性が高いのである。

 

「仮説→検証」を繰り返す

おっさんは、とりあえず情報収集から始めることをやっていました。

これからは、仮説を立てた上で情報収集しながら検証するというサイクルで結論を導くように改めます。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ考える力の磨き方のポイントは以下の3点です。

 1) 言葉を明確にして考えること。

 2) メモをまとめ直すこと。

 3) 「仮説→検証」を繰り返すこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。