【文書を書くのが遅い人向け】時速1000字で書く技術
今回のオススメ本は、『時速1000字で書く技術』です。
本書は、文書を書くのが遅い!と感じている方へオススメです。
時速1000字で書く技術がまとめられています。
あなたは時速何時で書けますか?
おっさんのブログは1記事1,500字から2,000字くらいです。
書く時間は、1.5時間から2時間くらいかかっています。
ということは、時速1000字達成できていますネ。
あなたはいかがですか?
著者について
著者は、学習塾の講師の方です。
2004年より文章アドバイザーとしての活動もされているようです。
著者は「書くためのレシピ」として以下の内容について考えることを提案されています。
1)何について書くのか⇒テーマ
2)どの文章を書くのか⇒文章の種類
3)どんなことを書くのか⇒内容
4)誰に書くのか⇒対象
5)何のために書くのか⇒目的
6)どう書くのか⇒方法
おっさんの場合、4)についての検討が浅く、読者に突き刺さるような文書が書けていないように感じています。
時速1000字で書く技術
本書には、時速1000字で書くための技術が以下の切り口でまとめられています。
序論 「時速1000字」で書くための大前提
第1部「時速1000字」を実現するための基礎固め
第1章 書くべきことを定めよう
第2章 わかりやすく書く技術を磨こう
第3章 正確に書く技術を磨こう
第2部「時速1000字」を極めるための最終工程
第1章文章作成の効率化を図ろう
第2章「時速1000字」の実況中継
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
“書けない人”に限ってメモを作らない
◆68ページ~70ページ◆
学生が小論文を書いている様子を観察していると、あることに気がつきます。書けない人に限って、メモを作らずに、いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのです。たまに気になって、「書くべきことについてちゃんと考えたの?」と聞くと、だいたいの人は「考えた」と答えます。しかし、そのうち筆が止まって、結局制限時間内に書き上げられずに終わってしまいます。筆が止まってしばらくたったときに、何回か「どうしたの」と聞いてみたことがあります。学生から返ってきた答えはみな同じで、「書くことができなくなった」というものでした。
書くためにメモを作る
おっさんは、いつも書くためのメモを作っています。
というかメモを書かないと、自分の考えがまとまりません。
「メモ=考える」です。
メモを作れば、次から次へと自分の考えが現れ、そして整理されていきます。
メモを書いたり消したり、付け加えたりを繰り返しながら作っています。
「わかりやすく」説明するための大原則
◆121ページ~123ページ◆
あらかじめ読み手をしっかり想定し、その読み手がどんな「知識・経験・思い・考え」を持っているかを知らなければなりません。そして、場合によっては、自分にとっては当たり前なことであっても、説明を加えたり、注釈をつけたりする必要があるのです。「わかりやすい」説明は、読み手を想定することからスタートするといっても過言ではありません。
読み手を想定する
おっさんは、読み手の想定がまだまだ足りていないと感じています。
自分が書きたいことを、自分の「知識・経験・思い・考え」に基づいて、ツラツラと書きならべていました。
自分と読み手を比較しながら表現するようにします。
「ねじれ文」に気をつける
◆185ページ~188ページ◆
日本語で文を書くとなると、その構造上、どうしても述語より主語を先に書くことになります。主語と述語の間にたくさんの言葉が入り込み、先に書いた主語への意識が薄れてしまった状態で述語を書くことが、「ねじれ」につながるのです。したがって、「ねじれ文」を作らないようにするためには、主語と述語をできるだけ離さないようにする必要があります。そのためには、一文をできるだけ短く書くようにしたり、もし長い分になりそうなら、主語地述語を近くに置くようにしたりすることが大切です。
主語と述語を近くに置くようにする
「ねじれ文」とは、主語と述語とが正確に対応していない文のことをいいます。
おっさんの場合は、主語を省略する傾向があります。
誰のことを言っているのか、相手は分かっているモノと勝手に思い込んで書いていました。
ここでも、読み手の想定が足りていなのですネ。
おっさんの選択
本書から学んだ時速1000時で書くためのポイントは以下の3点です。
1) 書くためにメモを作ること。
2) 読み手を想定すること。
3) 主語と述語を近くに置くようにすること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。