【ブログの著者向け】いい文章には共感がある
今回のオススメ本は、『究極の文章術』です。
本書は、ブログの著者へオススメです。
いい文章を書くためのポイントが文章読本の名著90冊から抽出されています。
いい文書を書くために工夫していること?
あなたはいい文章を書くために工夫していることはありますか?
おっさんは、特に工夫していることはありませんでした。
これはマズイということで、いい文章を書くためのポイントを本書から学んでみました。
著者について
著者は、俳人協会の会員の方です。
昭和23年生まれ、汽船会社設計部を経て、昭和48年に広告制作会社へコピーライターとして入社され、PR誌、ブックレット、社史などの編集制作に携わる仕事をされてきたそうです。
設計者からコピーライターへの転職ってスゴイくないですか?
いい文章には共感がある
本書には、文章を書き出して、はたと筆が止ってしまった時などに役立つような特効薬的な極意がまとめられています。
その極意を著者は「方向を見失ったときの羅針盤」あるいは「逆上がりの際の補助の手」と例えられています。
第1章 発想術―なにを書くか
第2章 構成術―どんな順序で書くか
第3章 表現術―どう書くか
第4章 説得術―共感を呼ぶ書き方は?
本書で紹介されている文書読本で気になった本があれば、そちを手にしてみるのもいいのではないでしょうか。
ちなみにおっさんは、以下の3冊が気になりました。
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
「オヤ、マア、ヘエ」
◆16ページ~17ページ◆
一言でいうなら、「ものの見方」とは、この三語に尽きるといっても過言ではありません。いいかえれば、この三語を口に出させるようなアイデアを求めればいいのです。この三語を分析的に考えてみると(1)オヤ→驚き (2)マア→新しさ (3)ヘエ→感心させるなにか といったことになるでしょうか。珍奇性、力感、瞠目性のほか意外性や大きさ、恐怖などといったものに人は注目します。三語を別々にしなくとも、こうした要素がいくつかあるものをキャッチできるように、日頃からアンテナを張っておくことが必要です。
「オヤ」「マア」「ヘエ」に日頃からアンテナを張っておく
日頃から「オヤ」「マア」「ヘエ」など、自分自身の心の声に敏感になります。
おっさんの場合、オヤ(驚き):マア(新しさ):ヘエ(感心)=3:3:4の割合です。
論よりエピソード
◆36ページ~37ページ◆
いい文章だなあ、と思うかどうかは、確かに共感したかどうかが大きくかかわっています。では共感を呼ぶ文章はどう書けばいいのでしょうか。それは、第一はシチュエーション、つまりそのときの状況や場面の提示です。考え方や意見への共鳴だけなら、場面は必要でない文章もあるでしょうが、作文やエッセイなどは「論よりエピソード」です。「わかるなあ」と思う文章は、何よりも場面が巧みに書かれていることが多い。場面に描かれた物・自然に託された心情に、読み手は反応して共感を覚えるのです。
場面を思い出し、具体的に描写する
おっさんは、一方的に「考え」「意見」「感想」などを述べることが多かったと反省です。
もっと場面や状況を描写することで、読者に感じていただけるような文章を書くよう取り組みます。
まずは、「どんな場所」「どんな展開」「どんな状況」などを意識して書くようにします。
文章は「目」で書く
◆196ページ~197ページ◆
「思ったこと」よりも「見たこと」を書く。客観的な叙述で「見たこと」を具体的なイメージとして読者のこころのなかに再現するのです。そうなれば、もう「感銘を受けた」などという説明はなくても、読者はその情景そのものから「感銘」を受けることになります。「描写」を試みることによって、はじめて見えてくるものがあります。ふだんは見ているつもりでも、私たちは驚くほど多くのことを見落としています。細部まで観察力を行き届かせて、それを文章にしましょう。自分の意見や感想を書かなくても、読者は作者の状況をあれこれ想像したり、あるいは自分自身をその場においてみてくれます。
「見たこと」を書く
まずは、びっくりポンなことを写真にとって、次にその写真を見ながら説明するのもいいかもしれません。
これは試しやすいですネ。
おっさんの選択
本書から学んだ文章術のポイントは以下の3点です。
1) 「オヤ」「マア」「ヘエ」に日頃からアンテナを張っておくこと。
2) 場面を思い出し、具体的に描写すること。
3) 「見たこと」を書くこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。