【おっさん仕事術】伝える技術!分かりやすい表現をするために大切なこと
受け手に対して低姿勢か?
自分は文章や会話で、相手に理解してもらえないという経験をすることがよくあります。そこで先日、少しでも分かりやすい表現ができればと考え「分かりやすい表現」の技術という本を読みました。
「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール (ブルーバックス)
- 作者: 藤沢晃治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/03/19
- メディア: 新書
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本書には、分かりやすい表現をするためのポイントとして「受け手に対して低姿勢であること」と説明されていました。自分は受け手に対して低姿勢(下から)どころか、上から説明していたと反省させられました。受け手に伝わらないというのは、全て自分の問題だったわけです。
そこで今日は、「受け手に対して低姿勢」になることを意識するようにしてみました。文章を作成する機会はありませんでしたが人と会話をする機会はありました。しかし全くもって低姿勢にはなれませんでした。
「分かる・分からない」以前の問題
反省の意味を込め、少し振り返ってみます。まず上から説明をすると、「分かる・分からない」以前に、受け手が心の扉を閉めてしまい、文章を理解しようとする姿勢、あるいは話を聞こうとする姿勢がとれなくなっているのだと思います。
そうとも知らずに未熟な自分は、理解してもらえないものだから、さらに何で分からないんだよ!よく聞けよ!!とばかりにさらに高圧的になって説明を続けてしまいます。すると受け手はさらに心の扉は固く閉ざされてしまい、全くもって伝わらないという悪循環に陥っていたのだと思います。
客観的に考えれば分かるのですが、その時点では感情に流されてしまい、自分をコントロールできなくなっているのです。
受け手に伝わらないのは自分が悪い
先程紹介した本には「分からないのはお前が悪い。ちゃんと書いてあるじゃないか」と思っていないか?との指摘がありました。この指摘、自分には突き刺さりました。自分のことを棚に上げ、受け手を攻めていました。知らず知らずのうちに思考は止まってしまい、どうすれば伝わるのかを考えることもなく、相手を攻める姿勢で応対してました。
「伝わらないのは自分が悪い」と心の中で唱え、冷静になって改善しながら説明しいくことが必要なのです。
ではどうするか
まずは受け手をお客様と思って感謝するように改めます。そして問題点については自分に矢印を向け、何が足りないのかを振り返りつつ、改善しながら伝えるにしたいと思います。そうすれば少しは冷静になって、感情に流されることも減るように思います。
しかし、この境地を会得するには、まだまだ修行が必要そうです。