四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【売れる仕組みをどう作るか】トルネード式仮説検証法が学べます。

 

今回の読書メモは『売れる仕組みをどう作るか』です。 

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本書を手にした理由はマーケティングについて学びたいと考えたからです。

本書では「トルネード式仮説検証」が説明されています。

「トルネード式仮説検証」の本質は「失敗からの学び」「コレやりたい!」という新しいことに挑戦し、失敗から学び続ければ、成長していくということです。

まず小さなチームで「やりたいこと」「やるべきこと」を決め、大まかな仮説を立てたら、即実行します。

そして学びを積み重ね、トルネード(竜巻)の上昇気流のように進化していく方法です。

 

著者 

売れる仕組みをどう作るか トルネード式 仮説検証(PDCA)

売れる仕組みをどう作るか トルネード式 仮説検証(PDCA)

 

著者はマーケティング戦略コンサルタントです。

1984年に慶應義塾大学工学部を卒業後、日本IBMに入社し、マーケティング戦略のプロとして事業戦略策定と実施を担当します。

さらに人材育成責任者として人材育成戦略策定と実施を担当し、同社ソフトウェア事業の成長を支えます。

2013年に日本IBMを退社し独立します。

執筆の傍ら、幅広い企業や団体を対象に新規事業開発支援を行う一方、講演や研修を通じてマーケティング戦略の面白さを伝え続けています。

 

目次

【第1章】衰退する組織、成長する組織海外は失敗前提で成長していく ほか)

【第2章】トルネード式仮説検証の進め方

【第3章】「成長パターン」企業の取り組み

【第4章】「実際にどうすればいいのか」問題と対応策

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

「雑な計画」と「ダメモト」が成果を出す理由

◆42ページ~44ページ◆

そもそも米国人や中国人は、詳細な計画は面倒くさがって作らない。そのかわり「こうなればいいな。そのためにはこうすればいいはずだ」という大まかで簡単な考えを持っている。その考えをすぐに実行する。当然ながら最初は抜けも失敗も多い。しかし実際にやってはじめてわかることも多い。その学びからすぐに仮説を修正する。クドクド考えるよりも、まず実行。「思い立つ→すぐやる→すぐ修正→繰り返す→結果が出る。ダメなら見切る」ということだ。計画と根回しを大切にしてきた日本人からすると、納得がいかないかもしれない。ダメモトな計画に人を巻き込むのは「迷惑がかかるからやめよう」と考えがちだ。しかし変化が激しい時代にはこの方法があっているのが現実なのだ。 

  

「雑な計画」と「ダメモト」で成果を出す

自分は「雑な計画」と「ダメモト」で行動しています。

「思い立つ」「すぐやる」はできています。

今後は「結果が出る」まで「すぐ修正」「繰り返す」を組み込むようにします。

 

「あるべき姿」を実現すれば、売れるようになる

◆68ページ~71ページ◆

「解決すべき問題」を決めることが、戦略の出発点だ。戦略は、エクセルのスプレッドシートでいくら計算しても生まれてこない。戦略は、「こんな未来を創りたい」「こうなって欲しい」という想像力と、「これをやりたい」という強い想いからのみ生み出される。そのために、現実とのギャップを見極め、その未来を実現するための方法を考えることだ。「これをやりたい」という強い想いとは、言葉を換えると「健全な怒り」だ。たとえば家計簿の自動作成アプリで成長するメネーフォワードの辻社長が会社を立ち上げたのは、ソニー経理部に所属していた時に感じていた、経理業務の面倒さに対する個人的な怒りがきっかけだった。私の場合も、多くの日本企業がマーケティング戦略を学ぼうとしないまま価格競争で疲弊しているのを見て、「この状況を何とか変えたい」と考えて、万人向けにわかりやすいマーケティングの本を書き続けている。「健全な怒り」とは、「こうあるべきだ。でもそうなっていない。それを替えなければ!」というあなたの強い想いだ。この「健全な怒り」が、人々の共感を呼び、世の中を動かしていく。大切なことがある。その「解決すべき問題」が、世の中や顧客にとって本当に重要で、意味があることだ。これが戦略の成功を左右する。 

  

「健全な怒り」を持つ

あなたの商品が売れるようになるためには「健全な怒り」を持つことが必要です。

「こうあるべきだ。でもそうなっていない。それを替えなければ!」という強い想いが「健全な怒り」です。

この「健全な怒り」が、人々の共感を呼び、世の中を動かしていき、あなたの商品が売れるようになるのです。

 

あなたは悪くない。原因が必ずある

◆215ページ~216ページ◆

ここで必要なのは、「失敗したのは、自分が悪いのではない」と考えることだ。失敗には必ず原因がある。たとえば試験で不合格になったのは、自分が悪いからではない。試験の解答を間違ったから。間違った箇所を把握し、正しく解答できるようになれば、合格する。自分を責めるだけでは、次も不合格だ。できるだけ早く「自分が悪いのではなく、どこかに必ず原因がある」という気持ちを切り換えて、原因探しを始めることだ。原因探しを「成長の大きなチャンス」と考え、ゲーム感覚で楽しめるようになればしめたもの。そうして失敗を乗り越えれば、必ず成長する。あなたの身近には、失敗しても落ち込まずに、楽しそうに再挑戦する人がいないだろうか?その人は、決して精神がタフなのではない。失敗の捉え方が少し違うだけなのだ。その人も「絶対に成功させる」という強い想いでプロジェクトを進めている。しかし心のどこかで失敗を前提に考えて、「万が一失敗したら、こうしよう」と事前に対策も考えている。だから失敗からの立ち直りが早いのだ。 

  

原因探しをゲーム感覚で楽しむ

失敗を乗り越えれば、成長できます。

そのためには原因探しを始めることです。

失敗は「成長の大きなチャンス」です。

失敗しても原因探しをゲーム感覚で楽しめるようになれば失敗を乗り越えることができます。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 「雑な計画」と「ダメモト」で成果を出すこと。

2) 「健全な怒り」を持つこと。

3) 原因探しをゲーム感覚で楽しむこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【「一人一億」稼ぐ会社の鉄則】「付加価値ドドーンの戦略」のヒントが学べます。

 

今回の読書メモは『「一人一億」稼ぐ会社の鉄則』です。

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本書を手にした理由は付加価値を高めるヒントを学びたいと考えたからです。

著者は大阪の下町にある工場の四代目です。

何十年ものあいだに蓄積された「弱者の戦略」「弱者の戦術」には、賢い奴らが何人か集まって知恵を絞ったくらいでは全然太刀打ちできないようなノウハウがぎっしり詰まっています。

本書には、そのノウハウのエッセンスがまとめられています。

著者が本書でホントに伝えたかったことは、自分が毎日やっている仕事に自信を持ってほしいということです。

著者が言う自信とは……

自分自身に対して、まわりの人に対して、デカい声で「オレはこれで勝負するねん!」と言えるかどうか。

よそと違うことをやっていても、他の人が見向きもしてくれなくでも、真正面向いて突っ走っていける何かを持っているかどうか。

 

著者 

イヤなことは一切しない! 「一人一億」稼ぐ会社の鉄則

イヤなことは一切しない! 「一人一億」稼ぐ会社の鉄則

 

著者は高速水着素材で知られる大阪の山本化学工業株式会社・代表取締役社長です。

社員73名で、社員一人当たりの売り上げは1億円を超えています。

1959年、曾祖父、祖父は日本初の安価ボタン、父は消しゴム付き鉛筆で大成功を収めた発明家一家の長男として生まれます。

1984年、25歳の時に父親の「社長、交代するで」の一言で経営者になります。

度重なる円高により長らく自転車操業余儀なくされるも、「超高付加価値商品」に舵を切ったことをきっかけに逆転、現在は医療機器から放射線遮蔽服まで幅広く手がけています。

 

目次

【第1章】「一人一億」稼ぐ戦いかた

【第2章】「一人一億」稼ぐ考えかた

【第3章】「一人一億」稼ぐ生きかた

【第4章】「一人一億」稼ぐ学びかた

【第5章】「一人一億」稼ぐ育てかた

【第6章】「一人一億」稼ぐ話しかた

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

「ガキの発想」を殺さない

◆61ページ~64ページ◆

イデアはどこから転がり出てくるか見当もつかない。というより、出てくる前から察しがつくようなアイデアなんか、すごいはずがない。だから、「真逆の発想」から「ガキの発想」やらを使って、それまでの常識や固定観念に揺さぶりをかけてみる。考えはじめた時点でなーんにも浮かんでこなくても、天邪鬼になってとりあえず今、主流になってるやつの真逆を考えてみる。それが案外、突破口になって見えてくることがある。「クリエイティビティ」とか「〇〇発想法」とか言われるけど、新しいものを生み出すのに、何も特別な能力は要らないと思うよ。最近は、斬新な発想をする「柔らかい頭」っていうのが求められてるらしくて、やれ、仕事以外に打ち込めるものを持て、やれ、絵を描きながら考えろ、と言われる。だけど、普通に考えればいい。初めて見るものに触らずにはいられないガキみたいになってね。 

  

常識や固定観念に揺さぶりをかけて発想する

今、主流になっていることの真逆を考えるようにしてみます。

また、常識や固定観念に縛られず、純粋な観点で考えるようにしています。

 

付加価値は「古いもの」のなかに眠っている

◆130ページ~132ページ◆

「付加価値ドドーン」の戦略に切り替えてから、合成チタン素材やら、3Dスーツやら、あれこれいっぱい付加価値を生み出してきたと思うけど、基本は全部じいさんやおやじが積み上げてきた技術のなかにあった。「なんや、おまえは先祖のふんどしで相撲をとってただけか」という人もいるかもしれない。けど、僕がいいたいのは、そういうことじゃない。付加価値は新しいものからは生まれてこない。古いものから生まれてくる。他人から「付加価値をつけろ」と言われて、ヘンに新しいことに手を出したら失敗する。そうではなくて、自分がこれまでずーっと、いい時代も、きつい時代も、ずーっと続けてきたことのなかにヒントはある。それを上手に見つけて育てていけば、絶対に誰にもまねされない付加価値ができあがる。 

  

付加価値は古いものから生まれてくる

誰にもマネされない付加価値を作るために、自分がこれまでに続けてきたことの中から、付加価値のヒントを見つけ、それを育てていくようにします。

 

ひらめきは「人間事」と思わない

◆196ページ~197ページ◆

ひらめきは人を選ぶ。何の努力もしていない人の頭には、ひらめきは降ってこない。でも、毎日、何か新しいことを知りたい、何か新しいことをしたいと努力している人の頭には、何年も待たされることもあるかもしれないけど、いつか必ず降ってくる。だから、特に最初のひらめきは自分のものだと思ってはダメ。自分のものだと思った瞬間、それに酔ってしまって前に進めなくなる。前ほど努力しなくなるし、実現しようとする力も弱くなる。いくつになっても常に進歩したいと思うなら、ひらめきは神さんの手からでも、お日さんからでも、空からでも、どこからでもいいけど、自分以外のどこから降ってくると思っていたほうがいい。

 

ひらめきは自分のものだと思わない

ひらめきを自分のものだと思った瞬間、それに酔ってしまって前に進めなくなります。

前ほど努力もしなくなるし、実現しようとする力も弱くなってしまいます。

そうならないよう、ひらめきは自分以外のところから降ってくるものだと思うようにします。

そうすれば、いくつになっても常に進歩できるのです。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 常識や固定観念に揺さぶりをかけて発想すること。

2) 付加価値は古いものから生まれてくること。

3) ひらめきは自分のものだと思わないこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【不変のマーケティング】営業トークのヒントが学べます。

 

今回の読書メモは『不変のマーケティングです。 

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本書を手にした理由はマーケティングについて学びたいと考えたからです。

本書には1998年~2004年の間に毎月発行された、顧客獲得実践会向けのニュースレターの中から、著者と編集部により厳選されたトピックがまとめられています。

いつの時代にも通用する不変のマーケティングが学べます。 

不変のマーケティング

不変のマーケティング

 

 

目次

【第1章】感情マーケティングの基本概念を紹介!

【第2章】神田のマーケティング必殺技

【第3章】売上アップの「突破口」を探る!

【第4章】お客様をファンにして、口コミを起こす方法

【第5章】私が犯した罪と罰

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

お客の頭の中を読む方法

◆54ページ~62ページ◆

これは小売店が人の流れを読むときと同様、チラシ、広告宣伝、DMの作成、また実際のセールストークでもきわめて重要だ。お客の頭の中を考えるにあたっては、自分自身にこんな質問をしてみよう。

1.お客はどうしてここに集まっているのか?何を探しているのか?

2.お客が嫌っていることは何か?

3.どうして嫌っているのか?

4.お客は、何に悩んでいるのか?

5.どうして悩んでいるのか?

6.お客が恐れていることは何か?

7.どうして恐れているのか?

なぜ「嫌い」「悩み」「恐れ」等が重要になるかといえば、人の痛みを理解することで、お客に共感してあげられるから。

  

お客様に共感するために人の痛みを理解する

お客様に共感するために、お客様の「嫌い」「悩み」「恐れ」等を考えるようにします。

 

「相乗りマーケティング」を取り入れる

◆109ページ~120ページ◆

法人向け新規取引を獲得するDMの場合、典型的な失敗は、商品の良さをダラダラと述べること。これはまったく意味がない。なぜなら、相手先は、あなたと同じように、(1)稼げること、(2)手間がかからないこと、(3)商品品質は良いこと……の順序で検討するからだ。つまり、お客の購買検討プロセスと、商品説明の順序は一致しなければならない。これが一致しないと、お客側は検討する前に、DMをゴミ箱に捨てたくなる。この原則は、DMを書く場合だけじゃなく、営業トークの際も同じ。

 

購買検討プロセスと商品説明の順序を一致させる

営業トークは以下の順序で組み立てます。

(1)稼げること

(2)手間がかからないこと

(3)商品品質は良いこと

 

多くの人が勘違いするコト

◆254ページ~269ページ◆

その鍵となる5つの質問は、次の通りである。

1.あなたの商品は、ズバリどんな商品か?その特長2つを、20秒以内で、簡潔に説明すると?

2.この商品を20秒以内で説明しただけで、「なんとか売ってくれ」と頭を下げて、嘆願するお客はどのようなお客か?

3.いろいろ似たような会社がある中で、既存客はなぜ自分の会社を選んだのか?同じような商品を買えるような会社がいろいろある中で、なぜ既存客は、自分の会社から、この商品を買うことにしたのか?

4.いったい、お客は、どんな場面で、怒鳴りたくなるほどの怒りを感じているか?どんなことに、夜も眠れないほど悩み・不安を感じているか?どんなことに、自分を抑え切れないほどの欲求を持つか?その怒り・悩み・不安・欲求をお客が感じる場面を五感を使って描写すると?

5.なぜこの商品は、その悩みを簡単に、短時間で解決できるのか?それを聞いたとたん、お客はどんな疑いを持つか?その猜疑心を吹き飛ばす、具体的・圧倒的な証拠は?

  

営業トークの鍵となる質問を投げかける

営業トークを考える際、以下の5つを質問してみます。

1)自社の商品の特長2つを、20秒以内で説明すると?

2)商品を「なんとか売ってくれ」と頭を下げて嘆願するお客様とは?

3)既存客はなぜ自社から、この商品を買うことにしたのか?

4)お客様の怒り・悩み・不安・欲求を感じている場面を五感を使って描写すると?

5)自社の商品は、その悩みを簡単に、短時間で解決できる具体的・圧倒的な証拠は?

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) お客様に共感するために人の痛みを理解すること。

2) 購買検討プロセスと商品説明の順序を一致させること。

3) 営業トークの鍵となる質問を投げかけること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【売れるもマーケ 当たるもマーケ】マーケティング不変の法則が学べます。

 

今回の読書メモは『売れるもマーケ 当たるもマーケ』です。 

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本書を手にした理由はマーケティング不変の法則を学びたいと考えたからです。

本書には、著者らが長年の研究を経て発見したマーケティングの原則の基本的法則がまとめられています。 

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

 

 

目次

【第1章】一番手の法則

 一番手になることは、ベターであることに優る。

【第2章】カテゴリーの法則

 あるカテゴリーで一番手になれない場合には、一番手になれる新しいカテゴリーを

 作れ。

【第3章】心の法則

 市場に最初に参入するより、顧客の心の中に最初に入るほうがベターである。

【第4章】知覚の法則

 マーケティングとは商品の戦いではなく、知覚の戦いである。

【第5章】集中の法則

 マーケティングにおける最も強力なコンセプトは、見込客の心の中にただ一つの

 言葉を植えつけることである。

【第6章】独占の法則

 2つの会社が顧客の心の中に同じ言葉を植えつけることはできない。

【第7章】梯子の法則

 採用すべき戦略は、あなたが梯子のどの段にいるかによって決まる。

【第8章】二極分化の法則

 長期的に見れば、あらゆる市場は二頭の馬の競走になる。

【第9章】対立の法則

 ナンバーツーの座を狙っているときの戦略は、ナンバーワンの在り方によって

 決まる。

【第10章】分割の法則

 時の経過とともに、一つのカテゴリーは分割し、2つ以上のカテゴリーに分かれて

 いく。

【第11章】遠近関係の法則

 マーケティングの効果は、長い時間を経てから現われる。

【第12章】製品ライン拡張の法則

 ブランドの権威を拡げたいという抗しがたい圧力が存在する。

【第13章】犠牲の法則

 何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならない。

【第14章】属性の法則

 あらゆる属性には、それとは正反対の、優れた属性があるものだ。

【第15章】正直の法則

 あなたが自分のネガティブな面を認めたら、顧客はあなたにポジティブな評価を

 与えてくれるだろう。

【第16章】一撃の法則

 各々の状況においては、ただ一つの動きが重大な結果を生むのである。

【第17章】予測不能の法則

 自分で競合相手のプランを作成したのでないかぎり、あなたが将来を予測する

 ことはできない。

【第18章】成功の法則

 成功はしばしば傲慢につながり、傲慢は失敗につながる。

【第19章】失敗の法則

 失敗は予期することもできるし、また受け入れることもできる。

【第20章】パブリシティの法則

 実態は、マスコミに現われる姿とは逆である場合が多い。

【第21章】成長促進の法則

 成功するマーケティング計画は、一時的流行現象(ファッド)の上に築かれるの

 ではない。トレンドの上に築かれるのだ。

【第22章】財源の法則

 しかるべき資金がなければ、せっかくのアイデアも宝の持ち腐れとなる。

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

知覚の法則

◆38ページ~47ページ◆

多くの人がマーケティングとは商品の戦いであると考えている。長い目で見れば結局、最良の商品が勝利するのだと。マーケティングの担当者はもっぱらリサーチをし、「事実を把握すること」に没頭している。彼らは真理がわがほうにあることを確認するために状況を分析する。そして自分たちの商品こそベストであり、ベストの商品が最後には勝つとの満々たる自信を抱いて、市場での戦いに臨む。こうした考えは幻想である。客観的な現実というものは存在しないし、事実というものも存在しない。ベストの商品などありっこないのだ。マーケティングの世界に存在するのは、ただ、顧客や見込客の心の中にある知覚だけである。知覚こそ現実であり、その他のものはすべて幻である。 

  

「知覚の法則」を実践する

大切なのは商品ではなく、顧客の心の中にある知覚です。

ベストの商品など存在しないのです。

存在するのは、顧客の心の中にある知覚だけであり、そこで勝負することが大切なのです。

 

集中の法則

◆50ページ~61ページ◆

会社が見込客の心の中に一つの言葉を植えつける方法をみつけることができれば、信じがたいほどの成功を収めることが可能である。複雑な言葉である必要はない。独自な言葉である必要もない。辞書からすぐに引っ張りだせるような、簡単な言葉がベストである。これが「集中の法則」である。ただ一個の言葉、ないしはコンセプトに焦点をしぼり込むことによって、心の中にそれを“焼き付ける”のである。これこそ究極のマーケティングにおける供え物だ。

 

「集中の法則」を実践する

見込客の心の中に一つの言葉を植えつける方法をみつける。

これが「集中の法則」です。

これができれば、信じられないほどの成功を収めることができるのです。

 

対立の法則

◆90ページ~97ページ◆

強さの中には弱さが同居している。いかにナンバーワンが強力であろうとも、ナンバーツーを目指すものにとっては形成逆転のチャンスがあるものだ。ちょうどレスラーが相手の力を利用するように、企業もまた、ナンバーワン企業の強みを弱点へと転じるべきである。あなたが梯子の上から二段目にしっかりした足場を築きたいのであれば、まずあなたの上段にいる会社を研究しなさい。その会社の強みはどこか。どうすればその強みを弱みに転じることができるか。あなたがしなければならないことは、ナンバーワンのエッセンスを見つけ出し、顧客にそれと反対のものを提供することである。これが、しばしば見られる伝統企業対新興企業の図式である。

 

「対立の法則」を実践する

ナンバーワン企業の強みを弱点へと転じさせるのが「対立の法則」です。

そのためには、ナンバーワン企業の強みを見つけ出し、顧客には、その強みと反対のサービスを提供しればいいのです。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 「知覚の法則」を実践すること。

2) 「集中の法則」を実践すること。

3) 「対立の法則」を実践すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【へそ道】「へそ」で生きる方法が学べます。

 

今回の読書メモは『へそ道』です。

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本書を手にした理由は「へそ」で生きることを学びたいと考えたからです。

「へそ道」とは、今ここに生きていることを実感し、喜びをもって生きられるようになる具体的な実践方法です。

「へそ」で生きるとは、目に見えることで自分を判断するのではなく、天からいただいた自分の存在=Beingを本質として、それを磨きながら生きることが土台となっています。

「へそ」で生き始めると、ジブンン人生の価値は、「何を成すか」だけではなく、どのように「在る」か、そしてどのような「在り方」で「事を成していくか」になっていきます。

  

著者 

へそ道 宇宙を見つめる 使命を見つける

へそ道 宇宙を見つめる 使命を見つける

 

ファッションデザイナーを経て、アロマセラピスト、大手企業の外部講師として活動されます。

その後、映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」(2007年)で映画監督デビューします。

現在は、自ら考案した「へそ道」のワークショップを主宰し、国内外にて精力的に活動を続けられています。

 

目次

【第1章】本来の自分とつながり直す道

【第2章】「なんとなくの世界」を知る

【第3章】「へそ」で生きる

【第4章】へそと自己受容 ~自分を受け入れる大切さ~

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

「思いの切り替え」でもとの姿に近づいていく

◆91ページ~93ページ◆

「思いの切り替え」とは、自分に起こるすべてのことは、自分がみたまどおり生きるための天の仕込みなのだととらえていくことです。私たちは、ややもすれば自分の知識やわずかな限りある経験、考え、感情で、苦しんだり、怒ったり、物事の良し悪しを判断してしまいがちです。そうではなくて、喜んで生きるようにと思いを切り替えていくことで、「天意」(天の意志)に近づいていくことができると考えられています。天は、すべてのものの存在を否定などせず、ありのまま、あるがまますべてを認めています。ですから、「天意」とは、すべてを良し悪しで判断せず、ありのままのすべてを喜んで生きることをいいます。喜んで生きているのが「みたま」本来の姿なので、もとの姿に近づきなさいということなのですね。天意に沿うには「無理して喜べ」とも言われています。そうでもしないと人間はどんどん天から離れ、自分の想いを優先し、苦しんでしまうからです。

 

自分の「みたま」どおり生きる

物事の良し悪しを判断せず、自分に起こる全てのことを喜んで生きるようにします。

天意に沿うために、すべてのものの存在を否定せず、ありのまま、あるがまま、すべてを認めて生きていきます。

具体的には、何があっても無理して喜ぶようにします。

 

わき上がってくる想いを認めていくことが大切

◆138ページ~141ページ◆

「へそ」どおり生きようと思っても出てくるそれ以外のどんな思いも「あ~こんな気持ちを持っているんだなぁ」と軽やかに認めていくことです。

「怖いと思っています。ごめんなさい」

「それに気づけました。ありがとうございます」

「できないと思っている自分がいます。ごめんなさい」

感じたままの感情を受け止め、「お詫びとお礼」をしてみるのです。その思いをもっている自分を責めたり、否定したりせず、「こんな思いをもっています」「こんなものに気づけました」と自分の「へそ」に伝えて自覚するだけでいいのです。「へそ」にお詫びをしているわけですから、私たちがこれをする場合、絶大なる信頼をもった親が、私たちのこの自己流の思いをいつでも許してくださる、そう思うとやりやすいかもしれません。

  

自分の「へそ」にお詫びを伝えて自覚する

「怖いと思っています。ごめんなさい」

「できないと思っている自分がいます。ごめんなさい」

自分の感じたままの感情を受け止め、「へそ」にお詫びして、「へそ」どおりに生きます。

 

「下座」が教えてくれる謙虚な心の大切さ

◆154ページ~157ページ◆

哲学者として、また教育者として、故人となった今でも多くの人々から慕われている森信三先生は、「修身教授録」という著書の中で「下座行」のことを、このように記されています。

<「下座行」とは、自分を人よりも一段と低い位置に身を置くことです。しかもそれが「行」と言われる以上、その地位に安んじて、わが身の修養に励むことを言うのです。そしてそれによって、自分の傲慢心が打ち砕かれるわけです。すなわち、身はその人の実力以下の地位にありながら、これに対して不平不満の色を人に示さず、まじめにその仕事に精励する態度をいうわけです。これを「下座を行ずる」というわけです。>「思い上がらず、下座に徹して生きる時、天が君を助けてくれる」と書かれている森先生は、「下座行」のことを「人間を鍛えていく土台」だともおっしゃっています。

  

下座行に取り組む

自分の場合、上から目線になりがちです。

そこで「下座行」に取り組みます。

人よりも一段と低い位置に身を置き、修養に励みます。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 自分の「みたま」どおり生きること。

2) 自分の「へそ」にお詫びを伝えて自覚すること。

3) 下座行に取り組むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【おっさん英語:162週目】Please try to keep the noise down.

 

今回のテーマは英語の勉強法です。

おっさんが英語の勉強を再開して162週間が経過しました。

5年間(260週間)でどこまで英語が出来るようになるか、こっそり挑戦しています。

2020年のオリンピックで、たくさんの外国の人と会話してみたいと思って、コツコツと勉強しています。

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Please try to keep the noise down.

2018年4月21日からEテレの「おもてなしの基礎英語」で勉強しています。

火曜日の午前1:00~1:40(4回分の再放送)の放送を録画して観ています。

今週勉強したキーフレーズは以下の4つになります。

There must be a mistake.

何かの間違いに違いありません。

Please try to keep the noise down.

あまりうるさくしないでください。

I doubt it.

そんなわけないでしょ。

I'll think about it.

考えておくね。

 

勉強法

2017年1月から、こちらの記事にある勉強法に挑戦しています。 

 

具体的には「DUOセレクト」を使って勉強しています。 

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

 

  

英単語

英単語は、こちらで勉強しています。

www.globish.denken-dvd.com

162週目は、201~400語までを勉強しました。

 

ヒアリング

DUO Select」のCDを帰宅時の車の中で聞いています。 

DUOセレクト CD

DUOセレクト CD

 

  

勉強時間

162週目の勉強時間は2.33時間でした。

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To the last I read, thank you. Please come to play also. Nice to meet you.

【一流の達成力】目標達成の秘訣が学べます。

 

今回の読書メモは『一流の達成力』です。 

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本書を手にした理由は目標達成の秘訣を学びたいと考えたからです。

本書には目標の新しい考え方からオープンウィンドウ64(OW64)の書き方まで、読者の目標達成に必要な秘訣がまとめられています。 

一流の達成力

一流の達成力

 

 

オープンウィンドウ64(OW64)の書き方

1)取り組む「テーマ」を決める。

2)「基礎思考」を8つ書き出す。

3)8つそれぞれから、さらに8つの「実践思考」を生み出す(実践思考とは、その言葉を聞くと具体的な活動や行動、その活動場面がイメージできる言葉のことを指す)。

4)1つの「テーマ」に対して8×8=64個の「実践思考」が生まれる。

OW64を使えば、現状よりも高い目標を得ることができます。

さらに確実に目標の達成力も高まります。 

 

目次

【第1章】達成力を高めるために必要な「自信」

【第2章】達成力を高めるための「目標の考え方」

【第3章】オープンウィンドウ64の「書き方&使い方」

【第4章】[事例]達成力を高めてくれる「知恵」

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

夢や目標に必要な「4つの視点」

◆52ページ~56ページ◆

夢や目標には「私・有形」のものと「社会、他者・無形」の2つがありますが、さらに達成力を高めるために、この2つの対となる概念が存在します。それは「私・無形=自分自身の目に見えない夢や目標、そして目標を達成したときの感情や気持ち」と「社会、他者・有形=社会や他社に対する目に見える夢や目標」です。夢や目標を立てる際には、この4つの観点から考えることが達成への第一歩なのです。私たちはこれを「未来や目的・目標の4観点」と呼んでいます。

 

夢や目標は4つの視点で考える

縦軸には「私」と「社会・他者」、横軸には「有形」と「無形」でマトリックスを作成し、夢や目標をバランスよく配置するよう心がけます。

 

中心のテーマから「心・技・体・生活」の要素を8つに落とし込む

◆99ページ~103ページ◆

これは仕事や勉強、スポーツや芸術活動などの目に見える活動の裏にある私生活に着目し、生活改善をはかることで結果を出すということに気づいてもらうためのものです。この4つの要素がバランスよく配置されると目標が達成されやすくなります。

【心】……メンタルの強さ、ポジティブ思考、感情コントロール、感謝の心…など

【技】……スキルの向上、キャリア、ノウハウ、自己分析、努力…など

【体】……体力づくり(トレーニングの継続)、健康・体調管理…など

【生活】……仕事をしていないときの過ごし方、家族との過ごし方、交友関係…など 

 

心・技・体・生活の4つの要素を実践思考に落とし込む

8つの実践思考には、心・技・体・生活の要素をバランスよく配置するよう心がけます。

 

「心づくり」から自分の人生の軸に気づく

◆191ページ~195ページ◆

人格形成の手段は「心づくり」にあります。普段の生活や仕事をしながら、同時に心も育ててください。「心づくり」には次の5つのアプローチがあります。どれも普段から当たり前に行っていることです。

1.心を使う……目標設定用紙、OW64で未来のイメージを鮮明に描く。

2.心をきれいにする……清掃、奉仕活動、エコ活動、社会貢献活動をする。

3.心を強くする……ルーティン行動を、特例を決めないでぐっちょくに続ける。

4.心を整理する……毎日を振り返る。未来の成功のための準備を行う。

5.心を広くする……「ありがとう」「おかげさまです」という感謝の気持ちを持つ。

「心づくり」とは、仕事、勉強、スポーツ、芸術など、あらゆる活動を通して「心や人格という人としての土台を、自ら成長させながら、自分でつくる」ことです。 

 

生活や仕事をしながら心づくりに取り組む

これからは5つの心づくりを意識します。

特に「心を整理する」ことに重点を置き取り組みます。

具体的には、自分自身のOW64を確認しながら、1日を振り返り、未来の成功の準備を進めていきます。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 夢や目標は4つの視点で考えること。

2) 心・技・体・生活の4つの要素を実践思考に落とし込むこと。

3) 生活や仕事をしながら心づくりに取り組むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。