四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【思考力や発想力を向上したい人向け】 思考力や発想力を鍛えるトレーニングが学べます。

 

今回のオススメ本は、『頭がいい人の1日10分文章術』です。

本書は、思考力や発想力を向上したい方へオススメです。

本書には思考力や発想力を鍛えるための20個のゲームが紹介されています。

このゲームを、1日1ゲーム、10分間くりかえしていくだけで、文章力が身につき、さらに思考力や発想力も身についていきます。

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思考力をアップするためには

学校教育は、「記憶中心」から「思考中心」へ切り替えるべきだと著者はいいます。

そして、思考中心の教育に切り替えるうえで、重視すべきことが「書くこと」なのです。

「書くこと」で思考力は数十倍アップします。

「書くこと」で発想力が広がります。

「書くこと」があなたを高めるのです。

 

著者について 

頭がいい人の1日10分文章術―ゲーム感覚で楽しく身につく

頭がいい人の1日10分文章術―ゲーム感覚で楽しく身につく

 

 文章スクール主宰であり、作家の方です。

広告代理店に10年間勤務し広告制作にも携われた経験もあるそうです。

 

思考力・発想力を身につける文書術

本書には、思考力や発想力を身につける20個の文章術がゲーム形式で紹介されています。

 (1)短文ゲーム◎文を短くするだけでスッキリ!

 (2)文字数ゲーム◎文の長さが調整できればプロ並み

 (3)突っ込みゲーム◎表現はできるだけ具体的に

 (4)模倣ゲーム◎他の文章をどんどん真似る

 (5)5W1Hゲーム1◎インパクトのある物語を作る

 (6)5W1Hゲーム2◎文章のなかに物語を挿入する

 (7)こんな○○は嫌だ!ゲーム◎自由に想像して楽しむ

 (8)こんなときあなたならどうするゲーム◎発想がもっと柔軟になる

 (9)他人になってみるゲーム◎想像力が豊かになる

 (10)ハラハラゲーム◎読み手をハラハラ、ドキドキさせる

 (11)5行詩ゲーム◎インパクトのあるメッセージが簡単に書ける

 (12)反対セリフゲーム◎セリフを上手に使いこなす

 (13)1人2役ゲーム◎インパクトのある心理描写に挑戦

 (14)天才、秀才、バカゲーム◎多視点で発想してみる

 (15)自由連想ゲーム◎自由に連想してアイデアを広げる

 (16)天邪鬼ゲーム◎疑問をもつことで思考が深まる

 (17)神様になったつもりゲーム◎自由な空想が広がる

 (18)世界観ゲーム◎自分なりの世界観を見つける

 (19)夢新聞ゲーム◎自分の夢を書いて楽しむ

 (20)ミラクルワードゲーム◎言霊の力を引き出す

 

おっさんには、(3)(13)(18)の3つに絞ってトレーニングします。

3つのトレーニングのポイントについて以下に紹介していきます。

 

突っ込みに答えて書く力が身につく

◆45ページ~47ページ◆

このテクニックを整理すると次のようになります。

(1)結論となる言葉を設定する。

(2)その結論に突っ込みを入れる。

(3)ツッコミにひとつひとつ答えていく。

何気なく書いた言葉に、いちど突っ込みを入れてみてください。何気なく書いた言葉は抽象的でわかりづらい場合があります。勘違いされることもありますし、反感をもたれることもあります。その突っ込みを先回りして答えるのです。そうすれば、あなたは説得力のある伝わる文章を書けるようになります。

  

突っ込みゲームに取り組む

これはブログを書く時に取り組みます。

そうすれば少しずつ説得力のあるブログに近づいていけると思います。

 

インパクトのある心理描写に挑戦

◆148ページ~149ページ◆

それは葛藤を描くことです。葛藤とは、相反する意見がせめぎ合うことです。パンが食べたい。だがお金がない。目の前にパンがある。このパンを盗むのか、それとも空腹を我慢するのか、盗むと犯罪者になる。しかし、パンを食べなければ飢え死にする。さあ、どうする?盗むと犯罪者になるからやめておこうとする意見と、パンを食べなければ飢え死にするという意見がせめぎ合うのが葛藤です。この葛藤が上手に描かれた物語は強烈な感情的インパクトを与えます。

 

1人2役ゲームに取り組む

これは誰かに、何かをお願いする時に取り組みます。

お願いすることのメリットとデメリットとか

賛成意見と反対意見などを盛り込みながら伝えるようにします。 

 

自分の世界を確立する力が身につく

◆203ページ~206ページ◆

そして、次の質問を自分なりに考えてみます。

人間とは?男とは?女とは?SEXとは?

社会とは?友情とは?仕事とは?お金とは?

学ぶとは?食べるとは?遊ぶとは?家族とは?

恋人とは?愛とは?死とは?生きるとは?

病気とは?文学とは?芸術とは?善とは?

仲間とは?豊かさとは?命とは?自由とは?

勇気とは?感謝とは?平和とは?親とは?

心とは?身体とは?ふるさととは?過去とは?

未来とは?あなたとは?

  

世界観ゲームに取り組む

このゲームには週1回取り組むようにします。

週末に自分自身を振り返るために取り組みます。 

 

おっさんの選択            

本書から学んだポイントは以下の3点です。

 1) 突っ込みゲームに取り組むこと。

 2) 1人2役ゲームに取り組むこと。

 3) 世界観ゲームに取り組むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【おっさん英語:62週目】 私が世界一周単独航海で学んだ意外なこと

 

今回のテーマは英語の勉強法です。

おっさんが英語の勉強を再開して62週間が経過しました。

5年間(260週間)でどこまで英語が出来るようになるか、こっそり挑戦しています。

2020年のオリンピックで、たくさんの外国の人と会話してみたいと思って、コツコツと勉強しています。

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私が世界一周単独航海で学んだ意外なこと

今回の「TED Talks in 日本語」を使った勉強はこちらです。

digitalcast.jp

単独航海者のプレゼンターは、航海を通じて物質には「限りがある」ことに気づきました。

 

そして、世界の経済システムについて、モノを使い切るのではなく、活用する経済を作くり、真に長期的に機能する未来を提案されています。

 

これからの私たちの課題は、循環型経済を広めて規模を拡大すること、直線型は終わりにし、全ての物質が周り続ける循環型を目指すことだといいます。

 

さらに詳しい内容を知りたい方は、TEDTalkを聴いてみてください。

 

基礎的な英単語・文法を一気に詰め込む

32週目から、こちらの記事にある勉強法に取り組んでいます。

tsukuruiroiro.hatenablog.com

今は、ステップ1の「基礎的な英単語・文法を一気に詰め込む」を取り組んでいます。

 

■英単語

英単語は、こちらで勉強するようにしています。

グロービッシュ1500単語帳

62週目は1001~1200語を勉強しました。

 

■英文法

英文法は、前述の記事で紹介されている「一億人の英文法」で学んでいます。

しかし、62週目は数ページ勉強しました。 

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 

  

ヒアリング

ヒアリング英会話のCDを聞いています。

帰宅時の車の中で聞いています。

 

勉強時間

62週目の勉強時間は3.17時間でした。

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To the last I read, thank you. Please come to play also. Nice to meet you.

【思いついたら走り出してしまう人向け】 走りながら考える仕事術が学べます。

 

今回のオススメ本は、『走りながら考える仕事術!』です。

本書は、思いついたら走り出してしまう方へオススメです。

本書には、著者が起業してから経験された真実がまとめられています。

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あなたはどちらのタイプ

あなたは、しっかり準備してから走り出すタイプですか?

それとも、思いついたら走り出し、走りながら準備を進めていくタイプですか?

おっさんは、後者のタイプです。

ですから、タイトルに惹かれて本書を手にしました。

 著者は、ひとりでも多くの人に、最短距離で成功をつかんでほしいと考えて、自らの経験を本書にまとめられたそうです。

 

著者について 

先輩起業家が教える 走りながら考える仕事術!

先輩起業家が教える 走りながら考える仕事術!

 

 著者は、大学卒業後、広告代理店勤務を経て、2003年に日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立された方です。

ビジネスメール、マーケティングブランディングなどのテーマで年間100回以上のセミナーや講演をされています。

 

走りながら考える方法

本書には、走りながら考える方法がまとめられています。

 第1章 走りながら考える「時間」術―走るスピード、考えるスピードをアップする

 第2章 走りながら考える「効率」論―無駄を省く勇気が効率を生む

 第3章 走りながら考える「カイゼン」術―自分だけの勝ちパターンを作る

 第4章 走りながら考える「情報」術―情報の本質を見抜き、本物だけを集める

 第5章 走りながら考える「営業」術―ストレスのない方法で「選ばれる人」になる

 第6章 走りながら考える「対人」力―コミュニケーション能力が可能性を育てる

 第7章 走りながら考える「行動力」―人生の地図は自分で描く

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

あなたの値段は「あなたの価値」が決める

◆30ページ~32ページ◆

現在、私は”年商から逆算する”方法で、時間当たりの会社の売上げを決めています。その売上げを生み出すためには、どんな動きをしたらいいのか。自分が他の作業をしている間にも売上げを発生させるためには、どんな仕組みを用意したらいいのか。アウトソーシングという選択肢も含め、私は常に考え続けています。ぼんやりとした時間を過ごせば、それだけ会社にロスが発生することになるのです。目標と、そこから割り出される時給を常に明確にすることで、時間の感覚が磨かれ、効率的な動きをすることができるようになります。 

  

時間当たりの売上げを明確にする

おっさんは営業です。

営業には売上目標があります。その売上目標から逆算する方法で、時間当たりの売上を決めます。

そして、時間当たりの売上に見合った価値が提供できているかを振り返るようにします。

売上に見合った価値が提供できるようになった時、売上目標も達成されていることでしょう。

 

可能性は「部品」から生まれる

◆206ページ~210ページ◆

人と人を繋げば繋ぐほど、自分を介してできた人間関係の数が増えていきます。自分を介して成功をおさめる人の数が増えていきます。こうして、人と人を繋ぐ「部品」としての自分のポジションが確かなものになっていくのです。私が作った「場」から、どんな可能性が生まれていくのか。これからが楽しみで仕方がありません。

 

会社と会社を繋ぐ

人と人、または会社と会社を繋いでいきつつ、新たなことに挑戦していきます。

協力することで、今までは、できなかったことをできるようにしていきます。

この会社と会社の繋がりを広げていくことで、常に大きな価値を提供することを目指していきます。

 

「運」は持つものではなく、つかむもの

◆244ページ~246ページ◆

「メルマガ」という誰もいない場所を見つけられたのは幸運なことかもしれませんが、事業として軌道に乗せ、さらに拡大していく過程の裏には、さまざまな試行錯誤があり、思うように行かないこともたくさんありました。表向き、それが見えていないだけのことです。それなのに、「いま」という瞬間や目に見えるとこだけを見て、そのプロセスを見ていない。もしくは、裏の努力を見ていないのです。他の人のプロセスに着目できない人は、自分のプロセスも大切にできないのではないでしょうか?「ラッキーですね」といった発言をする人に限って、ビジネスがうまくいっていないのはそのためではないかと思えてなりません。

 

よい結果の裏側にあるプロセスを想像してみる

他の人のよい結果をうらやむのではなく、その結果の裏側にあるプロセスを想像し、学んでいくようにします。その繰り返しから、運はつかめるのでしょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ走りながら考える方法のポイントは以下の3点です。

 1) 時間当たりの売上げを明確にすること。

 2) 会社と会社を繋ぐこと。

 3) よい結果の裏側にあるプロセスを想像してみること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【いい仕事をする人を目指す人向け】 情報仕事人のノウハウが学べます。

 

今回のオススメ本は、『仕事が10倍速くなる最強の図解術』です。

本書は、いい仕事をする人を目指す方へオススメです。

いい仕事をする人は、図解を道具に、情報を選び、それを切り刻み、1つの狙いに沿って組み上げることができます。

本書には、そんないい仕事をする情報仕事人のノウハウがまとめられています。

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情報仕事人とは?

本書では、情報仕事人を、「複雑な情報を整理整頓しわかりやすく表現する技術を身につけられた人」と定義しています。

いい情報仕事人に近づくためのトレーニングは以下の3点です。

 (1)まずは疑問を見つける

 (2)そして調べてみる。

 (3)最後に要約してみる。

そんな習慣を身に付けられれば、あなたも「仕事が10倍速くなる」かもしれません。

 

著者について 

仕事が10倍速くなる最強の図解術

仕事が10倍速くなる最強の図解術

 

 著者は、複雑な情報を整理整頓しわかりやすく表現する技術を身につけられた情報仕事人の方です。

 

IT技術者としての業務経験の間に、複雑な情報を整理整頓し、わかりやすく表現する技術を身につけます。

2003年から著述、および社員研修業務を開始されています。

報告・説明力、図解力、プレゼンテーション等の講師として活躍されています。

 

情報仕事人のノウハウ

本書には、情報仕事人のノウハウがまとめられています。

 第1章 「図解」でスキルアップ

 第2章 図解の基本はマトリックス

 第3章 ビジネス・フレームワークを図解せよ

 第4章 文章を読み解く図解の作法

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

「疑問」を乗り越えることで人は成長する

◆55ページ◆

文章と違って、図解したものはタテ読み・ヨコ読み・ナナメ読みしてさまざまな角度で再評価することができますから、その分多くの疑問が湧いてきます。「疑問」が湧けば人はそれを誰かに質問する、現場を観察する、実験する、あるいは資料を読むなどして調べることができます。それは「現実への確かな理解」につながり、「新しい発見」にもつながります。現実を正しく理解すればクオリティの高い仕事ができますし、新しい発見をすればクリエイティブな仕事ができることになります。つまり「疑問」というのは、あらゆる「創造的で良質な仕事」をするために越えなければならない壁なのです。壁を越える、というのは自分が成長するということです。「疑問」の壁を乗り越える数が多ければ多いほど人は成長していけるわけですから、いくつもの「疑問」を短時間で見つけられる「図解」というのは、自分に大きな成長をもたらすための強い味方なんですね。

 

「タテ読み」「ヨコ読み」「ナナメ読み」する

つまり、一つの情報を色々な角度から眺めることで疑問を見つけるということです。

そして、疑問を見つけやすくする手助けをしてくれるのが図解です。

 

文章を解読するにも手順がある

◆184ページ~186ページ◆

文章を解読・図解するための4S手順

【Statement】1つの意味だけを明確に表現した短い文のことをステートメントと言う。まずは長い文章をステートメントに分解する。

【Sticky note】Sticky noteは付箋紙のこと。ステートメントを見ながら、適当なキーワードを付箋紙に書き出す作業をする。

【Sequence】Sequence(シークエンス)とは「順序」を意味する。キーワードがきれいな順番で並ぶように試行錯誤を繰り返す。マトリックス化の作業。

【Summary】Summary(サマリー)とは「要約」を意味する。ここまでの間に整理した情報全体をまとめて一言に要約する。

  

文章を解読・図解するための4Sを実践する

コレ、試してみましょう。

おっさんの場合は、よくサマリーを忘れてしまいます。

最後に、要は何なのか?(So What)と問いかけてまとめる習慣を忘れないようにしましょう。

 

3枚1組、一直線

◆213ページ~217ページ◆

人間は「疑問が具体的に特定された時」でなければ、ものを考えることができません。ですから、「疑問を見つける」のが理解を深めるための早道なのですね。

 

疑問を具体的に特定する

疑問って、大切なのですネ。

そして、疑問を見つけるためには、「タテ読み」「ヨコ読み」「ナナメ読み」ですネ。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ情報仕事人のノウハウのポイントは以下の3点です。

 1) 「タテ読み」「ヨコ読み」「ナナメ読み」すること。

 2) 文章を解読・図解するための4Sを実践すること。

 3) 疑問を具体的に特定すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【知的生産性を向上したい人向け】 情報収集法や発想法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『知的生産の技術』です。

本書は、知的生産性を向上したい方へオススメです。

本書には、著者のフィールドワークなどの経験に基づいた知的生産の技術がまとめられており、情報収集の仕方、そこからの発想の仕方などが学べます。

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著者について 

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

 

著者は、生態学者、民族学者の方です。

「情報産業」という言葉の名づけ親でもあるそうです。

 

知的生産の技術

本書には、知的生産の技術がまとめられています。

  1 発見の手帳

  2 ノートからカードへ

  3 カードとそのつかいかた

  4 きりぬきと規格化

  5 整理と事務

  6 読書

  7 ペンからタイプライターへ

  8 手紙

  9 日記と記録

 10 原稿

 11 文章

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

この本のねがい

◆19ページ~20ページ◆

知的生産の技術について、いちばん肝心な点はなにかといえば、おそらくは、それについて、いろいろと考えてみること、そして、それを実行してみることだろう。たえざる自己変革と自己訓練が必要なのである。

 

色々と考えてみる

まずは、物事を鵜呑みにせず、「何故だろう?」と問いかけることから始めます。

 

発見の手帳

◆24ページ~26ページ◆

わたしが「手帳」に書いたのは、「発見」である。毎日の経験のなかで、なにかの意味で、これはおもしろいとおもった現象を記述するのである。あるいは、自分の着想を記述するのである。それも、心覚えのために、短い単語やフレーズを書いておくというのではなく、ちゃんとした文章で書くのである。ある意味では、それはそのままで小さな論文-ないしは論文の草稿-となりうるような性質のものであった。

 

「発見の手帳」をつくる

前述の何故だろう?と問いかけ、考えた内容を「発見の手帳」へ書いていきます。

 

創造的読書

◆113ページ~115ページ◆

読書において大事なのは、著者の思想を正確に理解するとともに、それによって自分の思想を開発し、育成することなのだ。わたしは、読書というものは、電流の感応現象のようなものだと思っている。ひとつのコイルに電源を流すと、もうひとつのほうのコイルに、感応電流という、まったく別の電流が発生する。両者は、直接にはどこもつながっていないのである。大切なのは、はじめにながす電流ではなくて、あとの感応電流のほうなのだ。これをうまくとりだすことによって、モーターははじめて回転しはじめるのである。

 

創造的読書を行う

「コイルの巻=読書(著者の思想の理解)」、「感応電流=自分の思想」です。

読書を続けていけばコイルの巻が太くなり、発生する感応電流は大きくなります。

そして、この感応電流が大きなモーターを回転させ、大きな成果につながります。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ知的生産の技術のポイントは以下の3点です。

 1) 色々と考えてみること。

 2) 「発見の手帳」をつくること。

 3) 創造的読書を行うこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【筋肉質の組織を目指す人向け】 コスト削減のセオリーが学べます。

 

今回のオススメ本は、『コピー用紙の裏は使うな!』です。

本書は、筋肉質の組織を目指す方へオススメです。

本書には、「コスト削減のセオリー」や「取り組む手順」などについてまとめられています。

これらを実践するとコスト削減が体質化した強い組織が実現することでしょう。

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著者について 

コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)

コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)

 

 著者は、コスト削減のコンサルティング会社の代表の方です。

コスト削減について、多くの企業や組織にて講師やコンサルタントを務められています。

 

コスト削減のセオリー

本書には、コスト削減のセオリーがまとめられています。

 序章 そんなコスト削減なら、しない方がましだ!
 第1章 “正しいコスト削減”ができると何が起きるか
 第2章 これってやっていませんか?間違いだらけのコスト削減シンドローム
 第3章 “敵は社内にあり”ウチの会社のコストが下がらない理由
 第4章 組織は永遠にコスト削減し続けなければならない。コスト削減の真の目的
 第5章 “正しい”コスト削減の五つのステップ
 第6章 ザクザク減らせる!価値ある契約&交渉ナレッジ
 第7章 すべての解は“現場”にある。これで「現場力」は爆発する
 第8章 ヒントがいっぱい!コスト削減の成功事例集

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

コスト削減に取り組むと従業員が「やる気」になる

◆31ページ~34ページ◆

見えないものが見えたら、勤勉な日本人は大きく変わります。ましてや、そこに目標と評価の仕組み、それもわかりやすい収入に直結したものがあればなおさらやる気が増します。「見える化」と「共有化」と「明快な分配ルール」は、従業員のモチベーションをも大きく変えたのです。

 

見える化」「共有化」「分配ルールの明快化」に取り組む

確かにフィードバックは重要です。

取り組みの結果が、タイムリーにフィードバックされ、その成果に応じて評価されれば、やる気になりますよネ。

 

最強の組織を作り上げる5つの方法

◆189ページ~191ページ◆

1「現場」に対して、丁寧に「経営」やコストが見えるようにする。→経営を見せる。

2「現場」に「経営」の情報と削減のナレッジやツールを丁寧に提供し、「現場」らにやり方と目標と期限を決めてもらう。→徹底して任せる。

3「現場」に対して、いつでも自らの削減活動の効果が検証できるデータや仕組み、及び各「現場」間の削減効果の大小が比較できるデータを提供する。→効果の検証を繰り返す。

4「現場」における削減活動の結果である成果に対して丁寧にスポットを当てて評価する。また、評価の基準も明確にする。そしてこれを継続する。最後は、人事評価にきちんと組み込む。→成果を評価する。

5「現場」に対して、削減活動の成果の使いみちを丁寧に伝える。「現場」が成果の配分の直接の対象とする。→成果を配分する。

  

最強の組織を作り上げる5つの方法に取り組む

見える化」「共有化」「明快な分配ルール」を具体的に実践していく方法が、この最強の組織を作り上げる5つの方法です。

試してみる価値アリですネ。 

 

検証すること

◆195ページ~196ページ◆

コスト削減は、データの収集⇒分析⇒削減施策の立案⇒施策の実施⇒データの収集⇒施策の効果検証⇒新たな削減施策の実施⇒効果検証・・・のサイクルの繰り返しです。このサイクルが何回回るかが削減の成果の大きさにつながってきます。大切なのは、効果の検証。これが行われないと、このサイクルは一度たりとも回ることがありません。

 

コスト削減のサイクルを回す

このサイクルを回し続けることがコスト削減のレベルアップの王道です。

継続し、体質化することで、筋肉質の組織が出来上がります。

 

おっさんの選択            

本書から学んだコスト削減のセオリーのポイントは以下の3点です。

 1) 「見える化」「共有化」「分配ルールの明快化」に取り組むこと。

 2) 最強の組織を作り上げる5つの方法に取り組むこと。

 3) コスト削減のサイクルを回すこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【論理的思考力を鍛えたい人向け】 論理的思考のテクニックが学べます。

 

今回のオススメ本は、『思考・論理・分析』です。

本書は、論理的思考力を鍛えたい方へオススメです。

本書には、思考の原論、方法論としての論理、そして分析のテクニックがまとめられており、第一線の経営コンサルタントの論理的思考のテクニックが学べます。

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生産性の差は100倍以上!

論理的思考の生産性の差は100倍以上と著者はいいます。

当初10時間以上かかっていた分析作業が最終的には1分程度でこなせるようになってきます。

論理的思考力を強化することで、正しいことが分かるようになり、さまざまなメリットを得られるのですが、何よりも、見える景色が変わるのだそうです。

おっさんも、その景色を見てみたいものです。

 

著者について 

思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

 

 著者は、大学を卒業後、コンサルティング会社に入社されます。

そして1988年に独立し、戦略系コンサルティング会社を設立します。

幅広い分野の第一線で経営コンサルタントとして活躍し続ける一方、斬新で明快なビジョンを提起するソシオエコノミストとしても注目されている方です。

 

論理的思考のテクニック

本書には、論理的思考のテクニックがまとめられています。

 第1章 思考

 第2章 論理

 第3章 分析

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

分析の定義

◆153ページ~155ページ◆

つまり、実勢の分析作業においては「要素に分ける」という分析の本質的作業の前に、まず何を分かるために分析するのかという「分析目的」が存在し、またその次に、要素に分ける対象となる分析対象に関する「情報」が収集されなければならない。さらに、分析によって“要素に分け尽くす”だけでは分析目的が達成されたことにはならず、“分けて分かった”ことの中から分析目的を満たす「意味合い」を得ることができてはじめて、分析の成果が得られたことになるのだ。

 

分析の3つの要件を満たす

分析作業では3つの要件は満たす必要があります。

 (1)目的の存在

 (2)情報収集の必要性

 (3)意味合いがアウトプット

要件を満たせるよう、分析前、分析中、分析後と振り返りながら作業を進めましょう。

 

意味の発見

◆191ページ~201ページ◆

では、そのグラフをどう読めば価値ある意味が得られるのであろうか。また、分析者が読み取らなければならない価値ある意味は、はたしてグラフ上にどのような形を伴って表われるのか。グラフから読み取るべきデータが持つ意味合い、すなわち分析対象の特性は、グラフ上では「規則性」と「変化」という形で表出する。“意味合いは「規則性」と「変化」の中にある”のである。つまり、データが持つ意味合いを読み取るためには、グラフにおける「規則性」と「変化」を発見することがカギになるのである

 

「規則性」と「変化」を発見する

「規則性」と「変化」に着目してグラフを読むようにしましょう。

「規則性」を見るためには、長い時間軸でグラフを読むようにします。

「変化」を見るためには、視点をひとつずつ掘り下げながらグラフを読むようにします。

 

執着心

◆231ページ~236ページ◆

以上のように、実際の分析作業において価値ある成果を得るための鍵を握っているものは「執着心」という極めて精神的、心理的なファクターである。科学とは理性と論理の所産であると述べたが、森羅万象の因果を解明し、科学を発達させてきた原動力は、「どうなっているのか知りたい。」「なぜこうなっているのか知りたい。」「どうしても知りたい。」という人間の情熱と執着心である。このことは、論理的思考にも、またその実践である分析にも全く同様に当てはまる。論理や分析の技法は正しい答えを得るための極めて有用な道具であるが、その道具を使う人間の心理的エネルギーである執着心こそが、われわれを正しい答えに導いてくれるのである。

 

「どうしても知りたい!」という執着心を持つ

自ら、「これでよし!」と納得できるまであきらめず、執着心を持って取り組むようにしましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ論理的思考のテクニックのポイントは以下の3点です。

 1) 分析の3つの要件を満たすこと。

 2) 「規則性」と「変化」を発見すること。

 3) 「どうしても知りたい!」という執着心を持つこと。

  

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。